八月も終わり、いよいよ九月へ。福島は寒い。ただ今の気温16℃。明日の予想最高気温は17℃!もう風邪ひきそう。あたたかいコーヒーで暖まっている。
 それにしてもサッカー日本代表、ロシアワールドカップ出場決定めでたい!長い道のりだったけど来年は本当に楽しみだね。おめでとう、日本代表!


 今日はケンジントン公爵ダイアナ妃(プリンセス・オブ・ウェールズ)のご命日。あの衝撃的な事故から二十年になるという。
 プリンセスは女性にとって永遠の憧れだったが、ダイアナ妃によってプリンセスは幸せなことばかりじゃないことがわかった。愛されて妃に招かれたと思いきや、チャールズ皇太子には長年思いを寄せるカミラ夫人がいてチャールズ皇太子の心はダイアナ妃に向けられることもなく、王室も彼女の味方は居らず孤独の中にいた。世界中の人々を魅了するダイアナ妃に対し、チャールズ皇太子は嫉妬し、あからさまに不機嫌な顔をしていたのも印象的だった。
 真実の愛を求めてパキスタン人の外科医と運命的な恋に落ちるも、身分の違いから上手くいかない中、大富豪のアルファイド氏からバカンスに招かれたフランスでその外科医の恋人を嫉妬させる作戦に出たダイアナ妃だったが、アルファイド氏にプロポーズされた夜、帰らぬ人になってしまう。お腹には恋人の子どもがいたといわれている。なんて悲しい結末だろう。プリンセスは幸せに暮らすはずなのに…。
 ダイアナ妃が妃に来てからイギリス王室の人気はダイアナ妃が独占していた。チャールズ皇太子との離婚が決まると、エリザベス女王の人気も急降下した。ダイアナ妃の子どもたちウィリアム王子とヘンリー王子が成長し、最近になって王室の人気が戻ってきたが、それでもダイアナ妃が生きていた頃には敵わないといわれている。どれだけ彼女が偉大だったか、素晴らしい方だったかは世界中の人々が知っている。それでも執拗に彼女を嫌ったエリザベス女王・フィリップ殿下、そしてチャールズ皇太子には未だにわかってない様子。ダイアナ妃を大切にしていたら王室も全く違う支持を集めたことだろうし、そもそもこんな悲劇は起きなかっただろう。
 私はダイアナ妃のエピソードの中に、例のパキスタン人の恋人のことを「私のジョージ・クルーニー」と呼んでいた話が好き。ドラマ『ER緊急救命室』でジョージ・クルーニーが演じたダグラス・ロス医師は多くの人が夢中になったが、自分が愛しい男性を「私のジョージ・クルーニー」という人が爆発的に増えたのだ。その中にダイアナ妃もいたなんてちょっと嬉しい(笑)。
 ダイアナ妃の遺志を継ぎ、王子たちは世界中の弱い立場の人々に心を寄せ始め、ヘンリー王子は貧しい国々に学校を作る慈善事業を設立した。ようやくイギリスは彼女の死から立ち上がりつつある。
 ダイアナ妃は世界の永遠の王妃。これからも人気は衰えないだろう。彼女の魂が安らかに、そして昇華されることを祈らずにいられない。









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