ようやく春めいてきた感じだけど、朝晩は氷点下でまだまだ寒い。そろそろ雨が降ってくれたら有難いが火曜日の雨の予報はあまり期待できそうにない。もう空気が乾燥してて髪はゴワゴワ。やっぱり雨乞いに洗車した方がいいかしら?(笑)寝起きにユーミンの『雨の街を』や『雨のステイション』を聴いたが晴れていてイマイチ気分に浸れなかった。

 私が生まれた頃からずっとユーミンの音楽が流れていた。姉たちが何気なくレコードの針を落とし、聴こえたのは素敵な女の子の歌だった。テレビやラジオから流れる聖子ちゃんや原田知世さんや薬師丸ひろ子さんの歌もユーミンが作ってる。この幼い時代はあちこちでユーミンが作った音楽で溢れていた。小学五年生か六年生の頃、CDを初めて買った。もちろん最初の一枚はユーミンでアルバム1988年発売の『Delight Slight Light KISS』。以後、発売日は毎回ワクワク感で溢れ、これは現在に至っても変わらない。

 十代の頃は『松任谷由実のオールナイトニッポン』のハガキ職人だった。姉の日記をたまたま見てしまったことや、鼻のオナラ(笑)について書いた時はユーミンにウケて貰えて録音テープを何度繰り返し聴いたことか!(笑)ハガキが採用されるとユーミンに遭遇したら握手ができる握手券付きの魔法の紙石鹸が届くのだが、結構たくさん集まったのに未だに握手券を使う機会がない。
 実を言うと、これだけユーミンが大好きなのに、生まれてこの方、一度もコンサートに行ったことがない。会いたい人には会いに行く私であってもユーミンには何故か会いに行く機会に恵まれなかった。しかし、コレクターズの追っかけで仙台に行った時、FM仙台(現dateFM)のビルの前を歩いてたら偶然、ユーミンの後ろ姿を目撃した。ガラス越しだったけど、あれは確かにユーミンだった。
 ユーミンに会いたい!ユーミンに会いたい!私の生涯で心残りがあるとすれば、松任谷由実さんに会っていなかったことだろう。出来たらお父さん(松任谷正隆さん)にも同時に会えたら言うことなし!お二人を前にしたら泣いちゃうだろうな。
 今、想像してたら泣けてきた(笑)。イメージしてほしい。沢田研二さんのポスターの前で「ジュリー!!」と悶える『寺内貫太郎一家』のばあちゃんを。ユーミンを思うとき、あの樹木希林さんのように恍惚状態になる私がいるのである。








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