台風のあとだからか、落ち葉が目立ってきた。色とりどりの葉はどれひとつとして同じ色彩ではなく、それぞれに美しさや個性があるのである。緑だった葉の躍動感も好きだが、やはり燃えるような秋の紅葉は別格であろう。多分これは大人にしかわからない感動なのかもしれない。

昨夜観た作品は『近距離恋愛』(2008年)
 自分で決めたルールのもと恋愛ごっこを続けるトム(パトリック・デンプシー)と、何事もよく考えて行動する努力家のハンナ(ミシェル・モナハン)の二人は、大学時代からの親友。そんなある日、学芸員のハンナがスコットランドに長期出張することになった。ハンナがいない日々に、トムはなぜか急に彼女が自分にとって特別な存在だと気づく。しばらくして、スコットランドで出会ったという婚約者を連れて戻ってきた。彼女からメイド・オブ・オナー(花嫁介添人)を頼まれたトムは、何としてもハンナを婚約者から奪おうとするのだが…。
 いつも一緒にいながら恋愛に発展せず“友達以上・恋人未満”だった男女のラブコメでした。80年代・90年代によくあった懐かしい感じで、だいたい結末はわかってしまうのがセオリーです(笑)。ハンナの結婚式のためにスコットランドまで向かい伝統の儀式をするのですが、それを面白おかしく描いてて笑えるけど、さぞかしスコットランド国民に突っ込まれた事でしょうね(笑)。