皆さん、お久しぶりって感じですな。ブログを何日もお休みしちゃってすみませんでした。
さて、母の葬儀が無事終わりました。母も父の時みたいに賑やかで盛大な告別式になるように、兄弟で力を合わせて頑張ってみました。参列下さった方、どうだったでしょうか?
今回が最後だから、と遠路はるばるいらっしゃった人たちも大雪に関わらず、たくさん参列してくださって有りがたいやら申し訳ないやら、複雑な気分でした。弔電・花輪・生花を送って下さった皆さんも、本当にありがとうございました。
五月に亡くなった父のあとを追うように母が逝ってしまって、まだその悲しみも癒えていないのに、こんな年末を迎えるとは思いもしませんでした。
父亡きあと私は母をどうやって看ていこう、自分の人生はどうなっちゃうんだろうって随分悩み続けていました。少しずつ弱くなっていく母を目の当たりにしながら、私の無力さを痛感した半年でした。母なんていなければいいのに、とほんの少し思ったことを今は後悔しています。母のために出来たことはもっとたくさんあったはずなのに…。本当に今さらになっちゃいました。
少女のように純粋だった母の人生の大半は貧しい時代にあり、やっと何不自由なくなった時代に私が生まれ、幼い頃から心配のかけどおしだったはずです。それなのに、いつも優しく見守ってくれていた母を何も恩返しもしてやれないまま、こんなに早く亡くすなんて残酷すぎます。
この一週間の私は悲しすぎてうまく泣けなくて、ぼんやりすることが多い毎日です。気楽に生きることはけして簡単ではないけど、私たち家族はしっかり前を向いてこれから生きなくてはなりません。これからの生活をどうしたらいいかわかりません。「これからは好きに生きていいんだよ」と声を掛けてくださった方がいましたが、正直いうと今の私は生きる張り合いを無くしています。いっそのことなら両親がいるところへ逝ってしまいたいとも…。それこそ、親不孝になりますが。ただ漠然と残された自分が切なかったりします。私はいつかこの深い悲しみから立ち上がれる時が来るのでしょうか。両親と過ごした日々の記憶が薄れてきてしまうのも怖いんです。当たり前にあった日常がこんなに変化してしまったことにも、慣れなくちゃなりません。といってもやっぱり「明日から自由ですよ!」と言われたって、私はそう簡単には受け入れられないような気がします。
時間がかかるかもしれないけれど、いつか両親のもとへ旅立った時に良い人生だったよと言ってやりたいですね。だから前を向かなくちゃ。
告別式まで何日も交代で寝ずの番をしたし、式を無事終えたことの安堵感と疲労で、心身疲れはててしまいました。これからゆっくり寝たいと思います。
お母さん、お式どうだった?早く最愛のお父さんに会えるといいね!お父さん、お母さんのこと頼みます。ちゃんと道案内してあげて。こっちも頑張ってやっていくから心配いらないよ。私にたくさんの愛情と学びを与えてくれてありがとうございました。
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