寒いね。寒すぎる!日中も外は肌が突き刺さるような冷たくて痛い風が吹いていた。外の水道は凍って水が出ない。猫たちのために汲んである水も、ゴン太の水もカチコチ。
今日は出掛けないで家のなかで過ごした。らいちと猫パンチして遊んだり、久しぶりに読書とテレビに没頭。スカパーのTBSチャンネルで向田邦子新春スペシャルを連日放送。今日が最終日で名作『あ・うん』をやっていた。DVDを持っているくせについ観てしまうという。この時期のTBSチャンネル大好き!(笑)
戦地に向かう汽車の寝台で隣り合わせになって以来、大親友の水田(串田和美)と門倉(小林薫)。水田が妻のたみ(田中裕子)と娘のさと子(池脇千鶴)とともに赴任先から東京に戻って来ることになり、羽振りの良い門倉は住む家から家財道具のすべてを揃えて迎える。門倉は水田との友情の裏で、実はたみのことが好きでしょうがない。大歓迎でもてなす一家、彼女の喜ぶ顔が見たくて水田の家を度々訪れてはばか騒ぎして帰る。たみは門倉の気持ちに気づきながらも、二人はいつまでもプラトニック。
そんなお話。この向田邦子の長編小説を映画やドラマで映像化されたが、私は久世光彦演出のこのドラマが気に入っている。本当は二時間じゃ収まらないエピソードもあるのだが、うまくまとめたと思うが、向田が思い描いた世界に近いのではないかと。しかも薫がいいの、小林薫!門倉のちょっと遊び人なイメージをうまく演じている。たみと門倉は手も繋いだこともなければ触れたこともないのに、全身でお互い好きだって表現している。田中裕子も小林薫とは向田シリーズで何度も共演しているから、自然な演技なのがいい。名作だね。久世さんが生きていたらもっと向田ドラマが観れたのに残念である。
本日のBGM Darlin' of Discotheque/Pizzicato Five
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つくづくピチカートってアバンギャルドって感じだよね。こんな音楽を作れる小西さんを尊敬してしまう。こんな洒落の利いた音楽、最近お目にかかれないね。
会いたいよーーーーーーっ
会いたくてたまらない
もうしばらくっていつ?
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