今年も残すところ、あと二日。何だか今年も駆け足で過ぎていったように思う。振り返るのは明日にしておこう。


 昨日は空のことを書いたが、今日の午後は東北は全部揺れた。夕方の地震の時は最初、ミシッと音がして短い横揺れだった。浜通りでは震度四だったそうで、原発の作業員さんたちが心配だった。マグニチュード五クラスは、もはや緊急地震速報が鳴らないっていう余裕の日本(苦笑)。そのあと宮城で揺れ、秋田でも揺れたそうだ。
 師走の忙しいときに地震で片づけとか嫌だ。今年は元旦早々揺れて落ちたものを片づけたが、あれは散々であった。兄が文句を言いながら手伝ってくれたっけ(笑)。
 亡くなった父曰く「地震も水害も、今生きている人たちが死ぬまで終わりは来ない」そうである。だからいつも油断してはならないのだ。いい加減疲れるわ!!(笑)


 夜中に執筆しているときに聴く音楽はミリー・ヴァーノンやビル・エヴァンス、マイルス・ディビスなどジャズが多いのだが、秋からは畠山美由紀さんのアルバム『わが美しき故郷よ』を繰り返し聴いている。
 畠山さんは宮城県気仙沼市出身。SOUL BOSSA TRIO、Port of Notes、Double Famousのボーカルを経て、ソロデビューして十年経ち、彼女の故郷が津波で壊滅的になった。深い悲しみの中、生きることの困難や苦しみや歓びを歌に込めた。
 彼女の歌は今時のくどいR&Bな歌い方ではなく、まっすぐにやわらかく、そのなかにも強さがあり美しい。オリジナルの曲の他に唱歌やスタンダードナンバーのカバーも五曲収録。まさに癒しと祈り。彼女の歌に邪魔しないアコースティックな音色がたまらなくいい!
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