HERE TODAY DIARY Season2

　またいつもの生活に戻った。ライチもタヌキ(外にいる猫)もやっと落ち着けるかな？
　ただひとつだけ変わったのがお墓が出来たので、両親が慣れるまで毎日お参りに行くこと。ハル姉がしばらく一緒に行ってくれることになっている。

　昨日、母の弟である横浜の叔父が来てくれた。父と母の葬儀や新盆にも来てくれたが、それまでは滅多に会うこともなく、叔父がどんな人なのかわからなかった。
　そんな叔父が昨日、私に「○○ちゃん(私)、毎日淋しくないかい？○○(同居している次兄)はちゃんとやってる？お母さんもいなくて大変じゃないかい。頑張りすぎなくていいんだからね」というように、温かく声をかけてくれた。彼は母の葬儀から、ずっと私のことを心配してくれたようだ。その叔父とちゃんと話したのは昨日が初めてな気がする。彼は本当に優しさにあふれていて、何だか話しているうちに久しぶりに両親に甘えたような気がして、胸がいっぱいになった。周りに誰もいなかったら抱きついて、子どものように泣いたかもしれない。
　彼は定年まで貿易の仕事をしていた。娘は日銀に勤務していてドイツ人と結婚。叔父一家は毎年お正月に海外で過ごしているくらいだから、セレブみたいな絵に描いたような暮らしぶりらしい！そんな叔父なので何から何まで洗練された紳士で、それこそ白洲次郎のようにジェントルマンなのである。

　笑っちゃう話だが昨日、帰りの新幹線に乗る叔父を駅まで送ることになったのだが、姉たちが「私が叔父さんを送る！」「私が送るわ！」「いーや、私！」となって、結局私は車に乗りきれないからダメと言われ、姉三人が送ることに！(笑)とにかく叔父と少しでも話していたい、そばにいたいという私たち四姉妹のバトルは相当なものだった！

　みんなが帰ったあと、その叔父から「東京に着いたよ」と電話をくれた。その時も私に粋な言葉をかけてくれて泣きそうになった(笑)。母の新盆にも来てくれるとのことだから、またバトルになりそうな予感…。ああ、叔父さん、いや叔父様に早く会いたい！