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由紀さおり

 寒波のすごいところは静寂と生気を奪うところだ。外にいると生き物だけじゃなく、木も草も存在を隠してしまう。柔らかい土もコンクリートみたいに固くなって、それはまるで頑なな人間のように。
 早く暖かい春が来てほしいですな。私は体が硬直してたまらない。

 由紀さおりが去年から欧米でブレイク中で、グラミー賞もあり得る勢いである。我々の世代では、彼女はドリフのコントに出てくるオバサン、もしくは紅白で童謡を歌う姉妹の片方だと認識しているだろう。
 前に書いたかもしれないが、私は小学生の頃由紀さおりにハマってレコードを集めていた(笑)。代表曲の『夜明けのスキャット』以外にも、ジャズやボサノバ、シャンソンのスタンダードをたくさんカヴァーしていた。しかもどれを聴いてもお洒落。たまたま我が家にあった『夜明けのスキャット』のレコードを皮切りに、お小遣いでチビチビ集めていた。その頃はマッチ(近藤真彦)のお嫁さんになりたいくらいマッチにお熱だった私だったが、いろんな音楽を聴くのが好きだった。由紀さおりを今で言えば、ちょっと前のPizzicato fiveみたいな洗練されていた歌を歌っていた。
 たぶん、シングル・アルバム合わせて十枚以上持っていたはずだけど、家を新築するときに全部のレコードを処分してしまった。今、オークションに出品したら売れただろうに(笑)。
 中学と高校時代に地元でコンサートがあり行ったことがある。オーディエンスは年配の方々ばかりで、私だけ浮いていた(笑)。出待ちをしてレコードにサインしていただいたとき、「お若いのにありがとう!」と優しく言ってくれた。音楽的に歌謡曲というより、洋楽、多国籍テイストだったので最後まで楽しめた。
 今日、NHKの『SONGS』でニューヨークのショーの様子をやってたけど、やっぱりいい!Pink Martiniはよくぞ目をつけてくれたと思う。あの歌声は世界に通じるとずっと思っていたもの。去年の紅白に出てほしかったなあ!曲はもちろん『マシュ・ケ・ナダ』で。

本日のBGM Mas que nada/Pink Martini&Saori Yuki
www.youtube.com
いち、に、さん、しっ。

甦るあの頃

 大寒波が来ているようである。窓が凍っていて開かない。これで火事とか余震とかあったらどうしましょう…。玄関は開くだろう、きっと、絶対!

 今朝は寝られず大変だった!体が疲れてるから眠りたい信号発令してるはずなのに、どうにも頭が冴えてしまった。たぶん、執筆のテンションが爆発したのだと思われる。
 まさか小学校時代のS先生を懐かしむとは(笑)。私の人生でいい先生だなって思ったのは二人いるが、あの先生は入っていなかったはずである。
 ほとんどの先生が私を差別したり意地悪だったので、その後も学校というものが好きになれなかった。同級生も一つ年上の私にどう接していいかわからなかったみたいだ。私は幼稚園に行ってなかったから、友達の作り方が全然わからなかったのもあるだろう。人生の最初から団体行動に加わることに失敗したのは、今も悔やまれる。私は大人の中で育ったから、妙に大人みたいな振る舞いをしてたし…。
 中学以降も教師たちは表向きには優しく見えても突然冷たくしてきたりといろいろあったので私は登校拒否を繰り返し、部屋の中で詩ばっかり書いてやり過ごす日々…。当時は身障者の生徒を受け入れるなんて前例がなかった時代ですからな。私に何かあったら、教師に責任が掛かってしまうのも怖かったのだろう。
 それがありながら構ってくれたS先生はいい先生だったですな。きっとあれは若いから出来たのかもしれないね。懐かしい。本当に懐かしい。ちょっとキュンときた。


 今日は気温があまり上がらず、思ったほど雪が溶けてくれなかった。アイスバーンの道路に怯えつつ、チャンと遅いお昼ご飯に出掛けた。男の人って雪道の運転がうまくて感動するね。乗ってても全然怖くないのだから。
 彼にS先生の話をしたら「ふーん、で、君はその先生のことが好きだったの?」って言うので、好きだったかもしれないし好きじゃなかったのかもしれないって答えたら、「それは好きだったってことだっ」と。まあ、今さらどうでもいいことである(笑)。
 彼は今日もご機嫌。何か良いことがあったのか聞いたら「特に変わったことはないよ。君に会うと元気が湧いてくるだけだ」そうだ。それはお互い様!毎日忙しくても一緒にご飯食べたり、同じ時間に同じ景色を見れただけで、ただただ嬉しいのである。

S先生

 一回眠りかけたのに目が覚めてしまった。疲れてるのに眠れない。外が明るくなってきたぞ!困った(笑)。

 さっきから考えてたんだけど、小学校時代にS先生という若い男の先生がいた。彼は転任(新任かも)してきた最初の一年ぐらいは体育の先生をやっていたと記憶している。
 体育の授業のとき、私はいつも隅っこで見学してたのだが、時々退屈しないようにブランコに乗せてくれたり、プールにも入れてくれた。休み時間に体育館へ行くとS先生がトランポリンをやっていたので見てたら「○○ちゃんもやってみる?先生、押さえてるから飛んでみな」って、生まれて初めてトランポリンに乗った私は嬉しくてたまらなかった。
 遠足のときはS先生がおんぶしてくれたり、ダッコして景色を見せてもらったりしてくれた。それまで学校でこんな風にしてくれた先生は居なくて、すっかりお気に入りの先生になってしまった。でも先生を前にすると恥ずかしくて隠れたくなる私(笑)。
 S先生はいつもブルーのトレーナーにジャージのズボンを履いていた。私の教室の前を通るたび「○○ちゃん、おはよう」って窓から顔を出して言ってくれたが、私は恥ずかしくてまた隠れたくなる衝動に駈られて顔を隠すのであった(笑)。

 その後、S先生は少し先輩のM先生と、小林麻美似の超美人なY先生をめぐり、三角関係であることが発覚する。そして私はある日、階段の踊り場でM先生とY先生がキスしているのを目撃してしまう。その後も同様に誰かに目撃され、チクられたのかY先生とM先生は転任していった。後日談としてはY先生はM先生とは結婚せず、年の離れたベテランの先生と結婚し、五人の子宝に恵まれたそうな。S先生は私が高学年になる頃、転任していった。

 今思うと、S先生って雰囲気がチャンによく似ていた。チャンに出会ったとき、初めて会った気がしなかったのはそのためだろうか。彼も私をよくおんぶし、ダッコして何でもさせてやりたい人である。体格も声の雰囲気も本当に似ている。

 S先生が今もお元気ならば、今は50代ぐらいだろうか。下の名前が思い出せないのだが、出来ることならもう一度会ってみたい気がする。教師に成り立てだったであろう、あのキラキラ感は残っていらっしゃるかしら。なぜ今になって思い出したのだろうか。急に懐かしくなった。

では、今度こそ本当に寝るぞ

さむい、ゆれる

 雪が思ったほど溶けなかったのだが、仮設の様子が気になって出掛けてみた。我が家のまわりの道路はシャーベット状態だったが、県道に出ると乾いているところもあってほっとした。
 私は五、六ヵ所の仮設住宅にお邪魔させていただいているのだが今日は近い二ヵ所だけ。
 一つ目の仮設は原発周辺に住んでいた方々がいる場所。ここは比較的若い人も多いのだが、昼間なのでお年寄りが狭い一つの部屋にぎゅうぎゅうに集まって、お菓子やお漬け物を持ち寄りお茶飲みしていた。おばあちゃんたちがお手玉して遊んでいて可愛かった(笑)。亡き母も上手だったことを思い出して、おばあちゃんを抱きしめたくなったが我慢!おじいちゃんたちは仮設の周りの雪の片づけをしたりなんかしていた。
 皆さん口々に「こんな雪は初めて見た!寒くて手がちぎれちまうかと思っちまう」と。浜通りはあんまり雪が降らず、太平洋側で温暖だからね。豪雪の会津へ避難されている方々はもっと衝撃を受けているだろう。この寒さに何とか慣れてほしいですな。

 夜、久しぶりに強い余震があった。縦揺れだったから直下型か。最初に弱い縦揺れがきたあと、長い横揺れに。少し物が落ちた。チャンは帰ろうと準備していたところで揺れて、しばらくお店で待機していたよう。とりあえず、お互い無事で良かった!福一も。

 首都直下型地震M7以上が4年以内に70%との研究結果が出たそうな。いや、もっと高いでしょう!明日来てもおかしくない。今すぐでも保存できる食料の確保や、電気がなくても過ごせるよう準備をしていて間違いないと思うよ。そして出来るだけ古い建物や地下には行かないこと。大事なものはいつも手元に。
 私はスカイツリーが鬼門の方角にある時点で、都心は何か起きそうな感じがしている。あの形も良くないし。誰があの場所に立てろと言ったのだろうか?あれは観光に行っただけでも…いや、なんでもございません(笑)。


本日のBGM Whatever/OASIS
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この間テレビでノエルが“(マンチェスター)ユナイテッドとリアム、どっちが嫌い?”って質問に、「ユナイテッド」と答えていた(笑)。彼のなかではリアムのことは心底嫌ってる訳じゃないらしい。
それから、2015年にもしかしたらOASISに動きがあるとも!
それが本気なら全世界が泣くだろう。





たくさんの拍手ありがとうございました
トルシエといえば、代表監督を辞めて日本を去るとき「さよなら、私の息子たち」と言った時も泣きました

雪よ、溶けて

 今日は雨が降るって天気予報で言っていたはずなのに、起きたら曇っていた。雪があまり溶けていなくていなくてガッカリ。あれだけ降ったのだから当たり前か。
 ずっと取材を受けたり、頼まれていた原稿の執筆に忙しかったので、今日はゆっくり起床。十時間近く眠ったと思う。少しまったりしてたら暗くなってきた(笑)。

 我が家の周りの道路は日影なので、カチコチに凍っているようだ。これでは出掛けられそうにない。チャンに電話で会いたいと言ったら「迎えに行くか?」と言ってくれたが、兄が休みで家にいるし、隣のチィ姉も監視しているだろう。彼がやってきたら大騒ぎになるのは目に見えている。だから、みんなに紹介するのはもっとあとにしようときめている。彼には、雪が溶けるまで我慢すると答えた。
 私の家よりチャンの自宅の方が標高が高いので雪が多いらしい。家畜のいる舎へ行くのにも雪かきをしないといけなくて、お父様と弟さんと三人でびしょ濡れになりながら雪かきや雪下ろしをしていたそうだ。きっと疲れているだろう。安易にわがままは言うまい。

 甥っ子たちは従兄弟同士でスノボに出掛けていたようだ。彼らは週末になると男の子だけで集まり、県内各地のスキー場へ繰り出す。私もスキーぐらいできたらついていくのになあ。この大雪で雪の質も良かろう。


 松田直樹追悼試合のトルシエ監督のひとことに号泣!「フラット3は松田直樹がいないとやる意味がない!」。泣かせるな。泣かせないでおくれ、トルシエ。







たくさんの拍手ありがとうございました
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