HERE TODAY DIARY Season2

　福山雅治さん・吹石一恵さん結婚のニュースが東アジア中で駆け巡った昨日、私は筋肉痛でほとんど動けない(笑)。腕が上がらないのは四十肩か

　一昨日はようやく私も『風とロック芋煮会』に参加できた！県内外から大勢集まり、朝から晩まで大騒ぎ。
　オープニングで実行委員長の箭内道彦さんとTHE BACK HORNの松田晋二さんが福島弁で小芝居して、回覧板を持ってきた時のシチュエーションを再現。「お茶飲んでけ！」に始まり、次々とあれ食ってけ！コレ食ってけ！と勧める福島あるある光景を繰り広げ、オーディエンスは大爆笑！回覧板を持ってきただけなのに色々ご馳走が出てくるのは福島だけでしょうな(笑)。
　ライブの方は観たいアーティストはすべて最前列で観ることが出来た。怒髪天では久しぶりに激しく踊りすぎて、今ごろ全身痛くて参っている(笑)。演歌ロックは沁みたな(笑)。
　ずっと観たかった畠山美由紀さんのステージはリハーサルからずっと最前列で観れて、レナード・コーエンのカバー『ハレルヤ』で涙腺崩壊。彼女の歌唱力は魂がこもっていて、何を聴いてもグッときちゃう。この間出たカバーアルバムもすごくいいからおすすめしたい。
畠山美由紀「ハレルヤ」Hallelujah
youtu.be

　そしてそして、立川談春師匠の高座も一席設け、これも私は最前列で拝聴。談春師匠の息が私にかかるかかる(笑)。ロックフェスの高座は初めてで、談志師匠がフジロックフェスティバルで高座したとき、麻薬の話をしたらお客を掴んだという話に始まり(笑)、ロックの人が「ロックンロール！」と言うのと噺家が「てやんでぇ！」というのが何が違うのかなんて話から始まった。ロックをやり続ける事が難しい時代とある方から聞いたと言う。若い頃は世の中や政治や諸々に対し反発しているだけで良かったけど、年齢を重ねると叱ってくれる人が段々居なくなる。だからこそ、若い人達に正しいメッセージを届けられるロックを目指さなきゃならないと。今の時代は政治に対して声を挙げなくちゃとメッセージ。
　さてさて、演目は一時間以上ある古典落語『駱駝(らくだ)』だった。
　『らくだ』は上方落語の名作の一つで真打の大ネタと言われていて、大正時代に柳家小さんが東京にもってきた噺。若き日に談志師匠は大阪で初めて聴いて大好きな演目っておっしゃっていたが、今回はお弟子さんの談春師匠がやってくれて立川流ファンの私は感慨深かった。
　あらすじをすべて書くと長くなるので割愛させていただくが、長屋の“らくだ”というあだ名の鼻つまみモノの男がフグにあたって死んだ。それを発見した半次の元に紙屑屋が現れ、長屋の月番から香典を集めてこいと半次は言うが家賃も滞納するくらい金がないから葬儀を出すために長屋の大家の元へ行って酒と蓮とはんぺん等炊いたのと塩ふりかけた握り飯を貰ってこいと偉そうに説得する。何とか大家に酒と料理を準備させ、紙屑屋は半次の元へ。「酒を飲め」と半次に勧められるが紙屑屋は躊躇う。しかし押しに押され、かけつけ三杯飲むと大人しかった紙屑屋は豹変してしまう。
　泥酔した紙屑屋の姿を談春師匠はものすごい熱演！酔いがまわる芝居が深くなるにつれて、顔が真っ赤になっていたからすごかったわ。
　実は途中から談春師匠の横に談志師匠がうろうろしながら現れて「コイツ、下手だろ？なっ？」と私に言ってきた(笑)。他にも見えた方がいたらしく、笑うところじゃないのに笑ってる人がいた。談志師匠は前にも書いたが生前、私が新宿を歩いてい時に両脇にホステスみたいなお姉さんを両脇に抱え「お嬢ちゃん、気つけて帰んな！」と声をかけられたことがあったが、亡くなってからは初めてだ。お元気そうだった！

　落語のあとは福島選抜チームとミュージシャンチームが恒例の野球。ウグイス嬢は日高のり子さん、解説は古田敦也コミッショナー(笑)。
　途中、何故か何度も始球式が行われ、突如現れた小泉進次郎復興政務官が投げキャッチャーを談春師匠がやり進次郎議員がホームランになるまで打ちまくったり、デッドボールだとか何とかいって乱闘数回で１回がなかなか終わらず、２回表でタイムアップ(笑)。かなり適当でめちゃくちゃ。最後は箭内さんの閉幕宣言で『風とロック芋煮会』終了の花火があがった！
　わが家の出店チームは二日間たくさんのお客様に恵まれたようである。みんな月曜日は仕事にならなかったんじゃないかな(笑)。

　スマホのバッテリーが午前中できれたんだけど、イーサンからの着信のすごかったこと(笑)。心配かけてしまった。充電器持っていけばよかった。
　しかし今回は見ず知らずの人たちが私に親切にしてくださったり、懐かしい知り合いにもたくさん再会した。疲れたけど楽しかった！風とロック最高！








たくさんの拍手ありがとうございました！
読者様にも芋煮会行かれた方がいたんですね