昨夜は物凄い勢いで本気の雪が降っていたのだが、起きたら雨に変わっていた。これまた本気の。
何度もまとまって降った雪だからか、雨が降ってもなかなかきれいに溶けない。地面はぐしゃぐしゃになっていてとても歩きにくい。啓蟄を迎えたから、これから三寒四温を繰り返しながら本格的な春になっていく。そろそろ春一番が吹くかな?
久しぶりに仮設住宅にお邪魔した。おじいちゃん、おばあちゃんはみんな風邪をひいて鼻声だった。みんなで次の日曜日に行われる慰霊祭の準備をしておられた。浜通りまで、県から送迎バスがあるそうで皆さんは「お弁当が出るんだってよ!」「ちょっくら遠足行ってくっから!」とか上機嫌に言っていたが、本心はあの日を思いだしてつらいのだと思う。いつ我が家に帰られるのか、いつ警戒区域が解除されて街が徐染されるのか、気が気ではないだろう。一部の人たちはついこの間、避難が解除されて帰っていっただけに。解除になるまでどうか元気で過ごしていてほしい。
あー私が何とかできたらいいのに…いつも本当に自分の無力さが身に沁みる。この一年はあっという間だった。何かが前進したようにも見えなくて、淡々と過ぎていったな。日曜日をひとつの区切りにして、また歩き出そう。そうしよう。
ふと、チャンの声で「○○!」と私の名前を呼んだ気がして、ハッとすると電話が鳴る。テレパシーを送っているみたいだから、今度は私が「○○くん!」と送ってみることにしよう(笑)。二人で同じ夢を見たり、同じ時間に同じことを考えたりするから、前世からの繋がりがあるのかな。早く会いたいよお…。
拍手ありがとうございました
最近のコメント