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不安なこと

 今日も暖かかった。昨日より幾分か気温は低かったが、それでも十分過ごしやすかった。

 今はこの間の事故の相手の車の修理費の請求を待っているところで、予想している金額を超えてしまったらどうしようか気が気ではない。最近は不安でよく眠れなくて、実は夢でうなされている。もういつ請求書が来てもおかしくない。怖くてたまらない…。
 そんななか昨日、チャンに会えたおかげで私は元気が少し湧いてきた。なんか彼の顔を見ると、悩んでいる全てがどうでもよくなる(笑)。ずっと見ていたら麻薬みたいに麻痺してしまうやもしれぬ。しかし、現実はいろいろ深刻だ。予想より高く請求されたら払えないぞ。どうするんだ、私!


昨夜観た作品は『ノルウェイの森』(2010年)
 37歳のワタナベ(松山ケンイチ)は、ドイツ行きの機内でビートルズの“ノルウェイの森”を耳にし、18年前に親友・キズキ(高良健吾)を自殺で失い、その恋人・直子(菊地凛子)のことを思い出していた。あのころ傷ついたワタナベは、誰も知らない東京で大学生活を送り始める。ある日ワタナベは偶然キズキの恋人だった直子と再会。毎週のように直子と東京の街を散歩するように。直子の20歳の誕生日、精神的に不安定になった直子と一夜を共にする。それ以来なぜか直子と連絡がとれなくなってしまう。直子はワタナベと会うたびにキズキへの喪失感が深まり心を深く病み、京都の療養施設に入所していた。直子の消息を心配しつつ、ワタナベはキャンパスで出会った不思議な魅力を持つ緑(水原希子)にも惹かれていく。
 久々に映画をしっかりと鑑賞しました。この作品をずっと観たかったんですよ。この作品はご存じの通り、村上春樹氏の同名小説が原作。今や世界的ベストセラーになっています。私も原作は読んでいるので、あの独特な雰囲気がどう描かれているかずっと気になっていましたが、全体的にほぼ原作を裏切らない形で描かれていました。ワタナベの曖昧なカラーもそのまま。若さゆえに未熟で、どうしたらいいか迷いのなかにいる主人公たち。直子(いい名前だねえ)を演じた菊地凛子は、この役をどうしても演じたくてオーディションで受かった時から、全身全霊で演じたと言います。確かに、直子の心を病む姿を見事に演じきりましたが、やはり原作を読んでいた私には、もう少し儚い感じの女優さんが演じた方がいいのでは?とちょっと思ったり…。ワタナベが直子を抱いたとき、うまくいかなかったのは前戲が下手だったからだと思ったのは大人ならばみんな思うところですね(笑)。いやしかし、あの『青いパパイアの香り』のトラン・アン・ユン監督はよくここまで描きましたね。素晴らしかった。






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地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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