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私の前世

 私が寝ている間に雨がたくさん降っていたようで、庭は水たまりができていた。煙草を買いに出かけたら、近所の県道の舗装工事が終わり、継ぎ接ぎの道路が見違えるほど綺麗になっていた。暑い中、急いで工事をしてくれたんだと思うと、作業員さんたちに感謝せねばならない。


 先日、らいちの前世について書いたが、私の前世も書いて欲しいとのメールを頂戴したので、覚えている範囲で書いてみたいと思う。

 人間は死んですぐに生まれ変わるパターンと、しばらくは天国で何年も何十年も過ごしてから生まれ変わるパターンがあるようだ。
 私の場合、すぐ生まれ変わるパターンが何度かあって、物心がついた頃、使っている国語が外国のような感覚がうっすらと感じていた。自分でも不思議でしょうがなかった。
 いちばん記憶に残っている私の前世は、今から二つ前の前世。時代としては、十八世紀の終わりから十九世紀初頭ぐらい。私はイギリスのロンドンにいた。その通りには劇場が多く、朝から晩までお祭りみたいな騒ぎ。私は雑貨屋みたいな家で生まれたが、両親が早くに亡くなり、姉と暮らしていた。
 演劇が盛んで幼馴染みが劇作家をやっていた。たまたまキャスト降板があり、その幼馴染みから私に芝居に出ないかと誘われ、いきなり準主役の大役をすることになる。稽古中、他の通りの劇場によく出演している街では有名な俳優と共演することになった。白熱とした稽古が朝まで続くこともあった。初演の日、この作品が評判に評判を呼び、翌日からチケットが完売するほど(笑)。
 毎晩、共演者はドンちゃん騒ぎ。私は例の俳優と酔った勢いで寝てしまうわけ(笑)。そのことを知った姉は「今すぐ芝居はやめなさい!その男とは二度と会わないで!」と反対されてしまう。反対されると余計燃えてしまうという、ありがちな展開に(笑)。舞台のあと、みんなに内緒で落ち合うのをくりかえすのだった。
 ある日、新調したドレスを取りに仕立て屋に向かう途中、私は馬車にひかれて死んでしまうのであった。

 あまりにもハッキリと覚えていたので、ロンドンの友達に調べてもらったら、何と私の前世の人が実在していた。劇場は今も残っていると聞いて、いつか行ってみたいと思っている。
 イギリスが大好きなのは、そんな記憶が残っているからなんですな。そして、当時の恋人が何とイーサンの前世だったことが、この間、彼の口から判明した(笑)。何から何までお互い同じ記憶。不思議なんだよね。「お前さ、あのとき女中に仕立て屋へ行かせるはずだったのに、何でその時に限って自分で行ったんだよ?」と、今の私を責めるし(苦笑)。

 他にもいろいろな時代に私はいた。人間は何度も生まれ変わって、良い人格になるみたい。生まれ変わり経験が少ないと、犯罪を犯したり、精神が弱かったりするみたい。
 一人一人いろいろ与えられた課題がそれぞれ生まれた時からあって、クリアさせ、また死んで生まれ変わるの繰り返しのようになっているのだと思う。ダライ・ラマを見ていると、そのシステムがよくわかる。彼が亡くなると次のダライ・ラマの生まれ変わりを探して即位する。見つける人は世界中を旅して探すらしいですな。

 信じ難い話であるが、本当にハッキリと記憶があるのだからしょうがない。自分でも少し怖いわ(笑)。









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メアリさんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
血液型 A型
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