夜半過ぎから物凄い雨が降って今、小雨に変わっている。水不足は解消されたかな。晴れたら庭の池を見に行ってみよう。
日テレの『woman』というドラマに、毎週泣きながら観ている。夫が転がる梨を拾おうとして電車にはねられ亡くなり、満島ひかり演じる母親が幼い子どもを育てながら必死に生きる話である。貧しくて親子で栄養失調みたいなのだが、役所は生活保護を認めてくれず生活は切迫している。
どうやらヒロインの母親は白血病らしく、この先は生活のために治療せずにいきそうな感じ。
ヒロインの母親(田中裕子)は幼い頃に家を飛び出し、新しい家庭を持っている。自分を捨てたと思っているヒロインと、自分の事は娘が理解していないと思い込む母親の、長いあいだ引きずった誤解から疎遠になっていた。
生活保護を断られた原因は、母親の再婚相手(小林薫)が「援助する」と役所に答えたから。そんなことがあり、満島ひかりが母親の家を訪ねたことから、母娘は再会。しかし、険悪な状態。再婚相手の小林薫は満島ひかりの生活が心配で、母娘を和解させようと奮闘中。唯一、いい人はこの人だけ。
シングルマザーの過酷さがリアルに描かれ、日本で増え続けている貧困者の姿を悲しくなるほど見せつけているドラマだ。知り合いに似たような親子がいるので、その人を見ているかのようで切なくなる。
日本の福祉はまったく何とかならないものかね。不正に生活保護を受けている人たちがいる一方で、こうした本当に必要としている人たちが受け取ることができないなんて、おかしな国だと思う。平等に生きる権利がある国では無くなっている。
政治家はこのドラマを観るべきだ。誰のために議員になったのか、しっかり考えていただきたい。
そして我々国民は、信頼できる政治家に投票しよう。そういう政治家を求めなくちゃならない。もう、いい加減目を覚まさなきゃダメだ。
たくさんの拍手ありがとうございました
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