HERE TODAY DIARY Season2

　今年最後のスーパームーンはいつにも増して大きかった気がする。時々、雲に隠れてしまったけど、指輪やブレスレットの石を月光浴させることができた。外は寒いので、窓から見ていたけど、ロマンチックな夜だった。

　秋の夜長はやっぱり映画。映画の食べてみたいお料理についてリクエストいただいたので、これまで観てきた作品を振り返ってみた。
　美味しそうなお料理が出てくる作品、邦画では伊丹十三監督の『タンポポ』がダントツでしょう。たくさん美味しそうな食べ物が出てくるが、中でも死にそうになっているお母さんが最後の力を振り絞って作るチャーハン。「できたよ！」と寄ろけながら持ってくるお母さん。井川比佐志さんが「母ちゃんが作った最後の晩飯だ！お前ら食え！」と、子どもたちと食べるのだ。子どもたちの食べてる姿を見たお母さんは安心したのかパタンと倒れ、臨終する(笑)。あれは名シーンだ。そして美味しそうな匂いが画面いっぱいに感じる。

　洋画では『幸せのレシピ』。 マンハッタンのレストランで料理長を務めるケイト(キャサリン・ゼタ＝ジョーンズ)は、完璧主義者でプライドが高いシェフ。そんな彼女が、突然急死した姉が遺した娘ゾーイ(アビゲイル・プレスリン)と一緒に暮らすことになる。レストランに新たな副料理長として入ってき たニック(アーロン・エッカート)はケイトとは正反対のタイプでお調子者。しかし、ケイトに頑ななゾーイの心を開かせるきっかけを作るのだが…。
　ある日、ケイトがゾーイを厨房に連れてきた。ニックは退屈そうなゾーイを見かねて、有り合わせの素材で手際よくスパゲティをゾーイのために作るのだが、それが美味しそうで思い出すたび食べたくなる。そのスパゲティでゾーイは二人に心を許すのだ。
　あーお腹がすいてきた。私の自己流、完熟トマトとツナのパスタ、今夜作ろうっと！寝る(笑)。





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