ここ一週間ぐらいずーっと頭痛がする。薬を飲めば一時的に治るけど、さすがに薬ばっかり飲んでも胃が悪くなりそうだし酷く痛むときしか飲まないように決めた。長引く風邪といい、本当に厄介である。
先日、ある方からケータイ小説を書いてみないかと誘われた。私は正直に、非常に不愉快だと即お断りしてしまったので、この先も書かないであろう。
最近流行っているケータイ小説を読んでみると、名作小説やドラマの台詞から切り取った台詞や場面構成がかなり多く、作品によっては盗作とも思える作品も多いと聞く。感性が吸収しやすい若い世代が、本ではなくケータイの横文字に夢中になることは危険だと危惧する方もたくさんいらっしゃる。確かにその通りだと思う。文学の素晴らしさを感じる感性のキャパシティがせばまるだろうし、良質な作品があっても上手く伝わらなくなるだろう。
まあそれは人それぞれだろうけれど、私は断固拒否!(笑)ライターの知人と電話で話す度に、変な時代になったねと嘆くことが多い。良い習慣や文化は大切に引き継ぎつつ、新しい文化も適度に混在した理想的な方向になっていくようになればいいのに。(頭痛くて上手くまとめられない…ということにしておこう
)
昨夜観た作品は『サムサッカー』
17歳のジャスティン(ルー・ブッチ)は、未だにサムサッキング(指を吸う癖)が直らずにいた。馴染みの歯医者ペリー(キアヌ・リーブス)に相談すると、親指が苦く感じる催眠術をかけてもらうとその癖は直ってきた。しかしジャスティンはいつも不安に襲われ、学校でも挙動不審な行動が目立ち精神病扱いされるのだが…。
母親役にティルダ・スウィントンもすごいけど、途中からさりげなくキアヌが出てきてびっくりしました。普遍的なテーマですが、主人公の少年はとってもナイーブでいつも不安だらけ。かと思えば両親もなんです。何かね、私みたいでした(笑)この年になっても不安ばっかりです。きっと誰もが目に見えない不安や満たされない心の隙間の中を懸命に埋めようとしながら生きているんだと思います。その辺についてはそのうち“Mind”で語るとしましょうかね
最近のコメント