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世界のベストセラーを読む

 模様替えにコメントや拍手を下さった皆さん、ありがとうございました!早くも次の素材の制作に入りました(笑)次の次は真夏な感じで、あっと驚く感じになると思います。頭の中ではもう完成しているのです(笑)お楽しみに!!



 最近読んでいる本。これは『ダヴィンチ』で連載されていたもので、20世紀に発表された世界的に多く読み継がれた海外文学を対話形式で紹介、解説するというコーナーをまとめたものである。先に“国内編”も出ていたのだが、それよりこちらが面白かった。海外文学は翻訳という過程を経るため、原作の良さが翻訳者の腕が上がったのか近年は駄作率が低くなっているという。題名だけは知っているが内容は知らない作品のあらすじや解説があり、ブックガイドとしては実用的かもしれない。紹介されている作品は以下の通り。

●第1章 1901〜1910年
1『三人姉妹』アント・チェーホフ
2『どん底』マクシム・ゴーリキー
3『荒野の呼び声』ジャック・ロンドン
4『ジャン・クリストフ』ロマン・ロラン
5『最後の一葉』オー・ヘンリ
6『車輪の下』ヘルマン・ヘッセ
7『ニルスのふしぎな旅』セルマ・ラーゲルレーヴ
8『青い鳥』モーリス・メーテルリンク
9『狭き門』アンドレ・ジッ
10『マルテの手記』ライナー・マリア・リルケ

●第2章 1911〜1920年
11『ブラウン神父の童心』ギルバート・ケイス・チェスタートン
12『神々は渇く』アナトール・フランス
13『失われた時を求めて』マルセル・プルースト
14『変身』フランツ・カフカ
15『狂人日記』魯迅
16『月と六ペンス』サマセット・モーム
17『ワインズバーグ・オハイオ』シャーウッド・アンダソン
18『チボー家の人々』ロジェ・マルタン・デュ・ガール
19『三人の巨匠』シュテファン・ツヴァイク
20『ロボット(R.U.R)』カレル・チャペック

●第3章 1921〜1930年
21『ユリシーズ』ジェイムズ・ジョイス
22『青い麦』シドニー・ガブリエル・コレット
23『魔の山』トーマス・マン
24『グレート・ギャツビー』スコット・フィッツジェラルド
25『アクロイド殺し』アガサ・クリスティー
26『燈台へ』ヴァージニア・ウルフ
27『ナジャ』アンドレ・ブルトン
28『チャタレイ夫人の恋人』D・H・ロレンス
29『恐るべき子供たち』ジャン・コクトー
30『マルタの鷹』ダシール・ハメット

●第4章 1931〜1940年
31『夜間飛行』アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ
32『大地』パール・バック
33『夜の果てへの旅』ルイ=フェルディナン・セリーヌ
34『八月の光』ウィリアム・フォークナー
35『Yの悲劇』エラリー・クイーン
36『血の婚礼』フェデリコ・ガルシーア・ロルカ
37『北回帰線』ヘンリー・ミラー
38『怒りの葡萄』ジョン・スタインベック
39『さらば愛しき女よ』レイモンド・チャンドラー
40『誰がために鐘は鳴る』アーネスト・ヘミングウェイ

●第5章 1941〜1950年
41『異邦人』アルベール・カミュ
42『人間喜劇』ウィリアム・サロイヤン
43『ガラスの動物園』テネシー・ウィリアム
44『伝奇集』ホルヘ・ルイス・ボルヘス
45『うたかたの日々』ボリス・ヴィアン
46『遠い声 遠い部屋』トルーマン・カポーティ
47『裸者と死者』ノーマン・メイラー
48『泥棒日記』ジャン・ジュネ
49『一九八四年』ジョージ・オーウェル
50『ナルニア国物語 ライオンと魔女』クライブ・ステープルス・ルイス

●第6章 1951〜1960年
51『キャッチャー・イン・ザ・ライ』サリンジャー
52『ゴドーを待ちながら』サミュエル・ベケット
53『華氏四五一度』レイ・ブラッドベリ
54『悲しみよ こんにちは』フランソワーズ・サガン
55『ロリータ』ウラジーミル・ナボコフ
56『時間割』ミシェル・ビュトール
57『路上』ジャック・ケルアック
58『長距離走者の孤独』アラン・シリトー
59『ブリキの太鼓』ギュンター・グラス
60『走れウサギ』ジョン・アップダイク

●第7章 1961〜1970年
61『ソラリス』スタニスワフ・レム
62『カッコーの巣の上で』ケン・キージー
63『寒い国から帰ってきたスパイ』ジョン・ル・カレ
64『調書』ジャン=マリ・ギュスターヴ・ル・クレジオ
65『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス
66『アメリカの鱒釣り』リチャード・ブローティガン
67『百年の孤独』ガブリエル・ガルシア=マルケス
68『ゲド戦記・影との戦い』アーシュラ・クローバー・ル=グウィン
69『スローターハウス5』カート・ヴォネガット・ジュニア
70『めくるめく世界』レイナルド・アレナス

●第8章 1971〜1980年
71『キマイラ』ジョン・バース
72『重力の虹』トマス・ピンチョン
73『モモ』ミヒャエル・エンデ
74『収容所群島』アレクサンドル・ ソルジェニーツィン
75『死父』ドナルド・バーセルミ
76『交換教授』デイヴィッド・ロッジ
77『シャイニング』スティーウ゛ン・キング
78『ガープの世界』ジョン・アーヴィング
79『冬の夜ひとりの旅人が』イタロ・カルウ゛ィーノ
80『薔薇の名前』ウンベルト エーコ

●第9章 1981〜1990年
81『ヴァリス』フィリップ・K・ディック
82『真夜中の子供たち』サルマン・ラシュディ
83『ぼくが電話をかけている場所』レイモンド・カーウ゛ァー
84『ニューロマンサー』ウィリアム・ギブスン
85『存在の耐えられない軽さ』ミラン・クンデラ
86『侍女の物語』マーガレットアトウッド
87『悪童日記』アゴタ・クリストフ
88『赤い高粱』莫言
89『羊たちの沈黙』トマス・ハリス
90『日の名残り』カズオ・イシグロ

●第10章 1991〜2000年
91『アメリカン・サイコ』ブレット・イーストン・エリス
92『イギリス人の患者』マイケル・オンダーチェ
93『ジャズ』トニ・モリスン
94『ホワイト・ジャズ』ジェイムズ・エルロイ
95『海の上のピアニスト』アレッサンドロ・バリッコ
96『ソフィーの世界―哲学者からの不思議な手紙』ヨースタイン・ゴルデル
97『朗読者』ベルンハルト・シュリンク
98『ボーン・コレクター』ジェフリー・ディーヴァー
99『アムステルダム』イアン・マキューアン
100『恥辱』J・M・クッツェー


 この中で、私が読んだことのある作品は14作品かな。途中で挫折した作品も何冊かある。こうして見ると映画化・舞台化・ドラマ化されたものが多いですな。この中で繰り返し読んだのがサガンの『悲しみよこんにちは』と、ロレンスの『チャタレイ夫人の恋人』と、サン=テグジュペリの『夜間飛行』かな。これを読んで、もっと世界の名作を読んでみたくなってきた!


昨夜観た作品は『歌追い人』(2000年)
 1907年のアメリカ。ニューヨークの大学で音楽の講師をしているリリー(ジャネット・マクティア)は、女性というだけで主任教授への道を断たれてしまった。失意のどん底にいた彼女は妹が教師をしているアパラチア山塊の入植地へと向かう。そこではイギリスやアイルランドから移民した当時のカントリー・ミュージックの歌を歌い継ぐ人々が住んでいた。リリーは録音機を取り寄せ、彼らの歌を集めて研究材料にしようと決めるのだが…。
 アメリカの伝統的なポピュラー・ミュージックのルーツが、山岳地帯に住む人々が歌い継いできたカントリー・ミュージックをミュージカル形式で物語を繋げていました。1900年代初頭のアパラチア山脈に住む人々の生活が味わい深く、なかなか良い作品でしたよ
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メアリさんのプロフィール
性 別 女性
誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
血液型 A型
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