大地震が今にも来るかとドキドキしてたのに、福島は平和そのもの(笑)。預言者の見えたものはいったい…。
午後テレビをつけたら、国立競技場で石原裕次郎の23回忌法要の中継をやっていた。お寺をそのまま競技場に建てて、お釈迦様も連れてきている。そして、120人もの僧侶が広いスタジアムを右往左往歩いていた。昭和のビッグスターは、桁外れですな。
当初は20万人ものファンが参列するのではとか言われていたが、実際には2万8千人ほどだったとか。子どもの頃、うっすらと記憶にある告別式の模様からすれば、今の裕次郎ファンは高齢化され、わざわざ駆けつけるのにも大変かもしれない。
とはいえ、今も世代を越えて愛される石原裕次郎のすごさを折に触れて感じることがある。例えば、香取慎吾くんが『黒部の太陽』のリメイクドラマをやっていたり、いろんな人が彼の歌をカバーしていたりね。
私が好きな裕次郎は映画『嵐を呼ぶ男』。これほど粋な日活映画はないんじゃないかと思うほど面白い。あの有名なクライマックスの、大暴れしながらドラムを叩く裕次郎に誰もが引き込まれるのは日本映画史に於いても群を抜いてずば抜けているのではないだろうか。
あのSTUDIO VOICEが8月号を以て休刊するらしい。私も何度かお仕事させてもらっていただけに、言葉にならない淋しさでいっぱいである。この数年で廃刊・休刊した雑誌も相当なもので、私の仕事復帰もいよいよ本当に望みがなくなってきた(苦笑)。
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