網戸の外で毎日こんな風にチッチが「メシくれぃ!」と言わんばかりに目で訴えている(笑)。はいはい、今入れるから待ってて、と言うと雌のような甲高い声で小さくニャーニャー鳴く。
彼は大人しいが、らいちに対して敵対心があるらしく時々いじめるらしい。そんな激しいチッチは未だかつて見たことがないので、にわかには信じがたいけれど嫉妬する気持ちはわからないでもない。らいちは誰にでもなついで人気者だから気にくわないのであろう。チッチの良いところを誰かに見せつけるチャンスを作って、名誉挽回させてやりたいと思うのは親心…ならぬ飼い主心からなのか。
午後、料理の本を探しに本屋に行ってきた。私は本屋ほどワクワクする場所はないとまで思っている(笑)。本屋に行くと一時間二時間なんてあっという間なので、気がついたら足が疲れてガクガクになってしまう。だからたいてい、通販のAmazonで買うことが多い。
さて、お目当ての料理の本を漁っていたが、気に入った本がなくて関係ないコーナーを物色していたら、何やら二人組の男性が並んで何かの専門書を探しているようだった。片方の男性は相づちを打ったり頷くだけなのだが、もう片方の男性はよく喋る!何について話しているのかわからないが、とにかく早口で見た感じの印象は『ビバリーヒルズ・コップ』のアクセル・ローズみたいであった(笑)。
男性のお喋りな人が私はどうも苦手である(ロベルト・ベニーニの映画は最後まで観ていられないタチ
)。そういう人に限って大概は自分のことしか語らない。聞いている方は会話を楽しめなくて、消化不良なまま別れることになる。
まあ、無口な男性も困るけれど、必要なことを口に出して言ってくれればそれでいいと思う。私はお喋りが苦手だから余程波長が合わないと無口になるタイプなので、ある程度リードしてくれたら会話は成立する。
そんなことはどうでも良くて、本屋でベラベラ喋るのは宜しくない。図書館みたいに物音はたてるな、とまではいかないが周囲に気を遣うのが大人のマナーというものである。
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