今日は久しぶりに暖かかった。少しだけ寝坊して起きたら、長兄が退院して来ていた。しばらくは車の運転や仕事はしないように、と言われてるらしいのだが、長兄は自分の会社がてんやわんや状態なのに疲れ、我が家に逃げ込んできた。ゆっくり休んでいってもらうつもりが、長男のノンクンが「何やってんだよ!家でじっとしてろよ!勝手に出掛けるんじゃない!心配するじゃないか!」と大激怒で迎えに来た(笑)。
ノンクンは兄が入院してからというもの、会社のすべてを取り仕切らなくてはならず、かなりパニックで追い詰められている。当分の間は社長代行でいかなくてはならない。いよいよ彼が後継ぎとしての役目が近づいてきている感じである。どうかプレッシャーに負けず、今を乗りきってほしいですな。29歳!
同じ後継ぎでも海老蔵さんのニュースには、さすがにうんざりしてきた。結局のところ、喧嘩を売ったのは海老ちゃんなんでしょ?(笑)。
彼は19歳まで人から叱られたことがなく、のびのびと自由に育った歌舞伎界のプリンス。過去には表沙汰にならないことも無数にあり、すべてご両親が尻拭いしてこられた。どれだけやんちゃだったかは彼の言動でだいたい想像がつきそうですな(笑)。
私は自由な発想で型破りな人が大好きなのだが、彼に至ってはさすがに共感することは出来ない。古から引き継がれた伝統芸能を新しい風を巻き起こし引っ張らなくてはならないのに、あまりにも自覚が無さすぎる。それでもフリーダムにやりたいなら小さなワルでとどまるべきでしょう。彼は何を目指し、どこへ向かおうとしているのだろうか。往年の萬屋錦之助になりたいのであろうか(笑)。誰も知らないって?
昨夜観た作品は『イングロリアス・バスターズ』(2009年)
1941年、田園風景の広がるフランスのナンシー。ドイツ軍のハンス・ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)が農場主の家を訪れる。ランダは “ユダヤ・ハンター”と言われるほど冷血な男。複数の外国語を使いこなし巧妙な話術で農場主を追い込み、床下にいたユダヤ人一家を匿っていることを白状させる。部下たちによって床下に向けて一斉に射撃。しかしこの一家の娘ショシャナ(メラニー・ロラン)だけは助かり逃げ去る。総統ヒトラーー(マルティン・ヴトケ)は巷で“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれる連合軍極秘部隊の存在に苛立ち始めていた。ユダヤ系アメリカ人中心の彼らを率いるのはアルド・レイン中尉(ブラッド・ピット)。彼はナチスの皆殺しを計画・指示する。1944年、パリ。ショシャナはイングロリアス・バスターズにひょんなことから加わり、映画館に身分を隠しながら暮らしていた。そこに250人もの連合軍兵士を殺したナチスの若い兵士フレデリック(ダニエル・ブリュール)が現れ、その武勇伝を本人主演で映画化した映画『国民の誇り』の上映を彼女の映画館で実施したいと申し出る。そしてプレミア上映の日、怪しいイタリア人を装うアルドらの姿も。運命の夜が幕を開ける…。
やっと観れました!タランティーノの新作がずっと観たかったんですよ。“イングロリアス・バスターズ=名誉なき野郎ども”というタイトルからして彼らしいですよね。この作品をどう解説していいのかしばし悩みました。タランティーノらしい小話満載であり、サントラも映画好きにはわかる遊び心満載!少々グロいシーンも多々あったりするのですが、全体的に本当に楽しませてもらいました。何より脇役がみんな曲者。昨年この作品で突如注目をあびたクリストフ・ヴァルツは噂通り素晴らしかった。巧みな外国語を使い分け、こんな俳優は観たことがなかったですね。ちょいワルは殺され、物凄いワルは生き地獄というのが皮肉的であり痛快でした。
本日のBGM English Rose/Paul Weller
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師匠がアコギをピックなしで弾いているのを初めて観たとき、すごいなあ、セクスィーだなと思った。海辺で師匠に弾き語りされてみたい(笑)
チャンに逢いたくて死にそう…
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