窓の外は雪景色!見間違えたかと思って二度見したが、やはり雪だった(笑)。
三時間前、窓をあけて煙草を吸っていたら、らいちの鳴き声!暗闇かららいちが窓枠につかまり飛び上がるように入ってきた。「らいくん、ずっと屋根の上でいたの?」と尋ねたら「んにゃ!」と返事した。私ときたら、なんてひどいことをしたのだろう。
時間を遡ること、七時間ぐらい前。昼の二時から出勤したはずの兄の部屋から出てきたらいちは昼寝から起きたところらしく、外に出たくて私の部屋のドアノブにぶら下がりドアを開けた。その音にびっくりしつつ私は寝起きでぼんやりしていたが、窓をあけて空気の入れ替えをしていた。東側の窓かららいちは外に出て、屋根の上に行ったのを見て、ジャンプして庭に降りるだろうと窓をしめてしまった。
それから夜になり、お風呂上がりに窓をあけて煙草を吸っていたら、その鳴き声を聞いたのであった。
らいちは結局地面には降りられず、ずっと屋根の上でいたのだった。その一時間前に煙草を吸っていたときは、まったく分からなかった。チィ姉は「らいちが帰ってこない」と心配していたのに、私の不注意で可哀想なことをしてしまった。雪が降っていて寒かっただろうに…。
今は仕事から帰った兄の部屋で寝ている。らいちに嫌われちゃったかもなあ、私。
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