日付はとうとう三月十一日。何だか怖くてゾクゾクする。本当に怖い。あの日のことは昨日のことのように今でもハッキリと覚えている。あの時はもはや、この世の終わりだと思ったね。大変なことがたくさんあったけれど今では普通の暮らしに戻り、放射性物質との戦いもあるけど、無事に過ごせていることを心からありがたく思う。
広島の人は原爆が落ちた日を月命日で、毎月祈っていると聞いた。私も毎月あの時間に「あなたがたのことは一日たりとも忘れません。あなた方が生きられなかった分、私たちが精一杯生きます。早く復興した姿を見てください」と祈り、まだ自分が死んでいることに気づかない人も大勢いるのでその方々に向けて「どうか光の方向へ向かって下さい。安らげる場所へお向かい下さい」と祈っている。(皆様も良かったらお願いいたします)
安倍首相が四月から田村市都路の避難解除を発表したが、まだライフラインが寸断され、買い物する所もなく、働くところも再開されていなかったり、病院も遠くで通いづらかったりと帰るに帰れない状況にある。避難解除するというなら、せめてライフラインを復旧させてから発表するべきである。
この三年間、自治体は予算が足りず、深刻な人手不足で職員は疲労困憊が癒えることなく頑張ってきた。満足なサービスもままならないまま、手探りの毎日。除染は大幅に遅れていて、我が家の除染は今年の夏ぐらいになりそう。
震災が起きてから、この国の政治は力がある人は全くいないことがわかった。今なにが必要で何が急務なのかを考えもせず、被災者の声を無視して置き去りにしている。
三十万人以上の人たちが未だに困難な生活を強いられ、なかなか前には進めない現実がある。政治もマスコミもそういうところを何も理解していない。
来年には少しでも前に進んでいることを祈っている。
たくさんの拍手ありがとうございました!
>>卓也くん
マレーシア航空機はたぶん、太平洋でまもなく発見されると思うよ。
>>サキさん
うっかりさんで困っちゃいますね(笑)
最近のコメント