気温が10℃以上上がり、暖かなふぐすまです。このまま雪が降らずにいてくれ。望むことはそれだけさ(笑)。でも会津地方は毎日雪だるまマーク。会津の冬は長い。
疲れが溜まっていても買い物は行かなくちゃ困るし、気合で出かけたものの、最後に寄ったコンビニで買い物を済ませ、車の元に行こうとしたら思いっきり前のめりで転んでしまった。バッグが重過ぎて起き上がれないでいたら、側で煙草を吸っていたお兄さん、お店に入ろうとしたお兄さんが「大丈夫?」と声をかけてくださった。その時、そこの店長さんらしき人が外出から戻ったところみたいで、「みんなで起こしましょう!」と声をかけて私は無事立ち上がることが出来た。
顔をあげて助けてくれたひとたちを見たら、素敵なお兄さんたちばかりだった。恥ずかしいのでお礼を言って車の元へ行こうとしたら、店長さんらしき人がお店から椅子を持ってきて「ちょっと休んで行ってください」と仰る。しかし、私は早く帰らないと宅急便が来る時間に間に合わなくなるので、お礼を言ってお店をあとにした。
身体が不自由な私は、時々こんなふうにいろいろな方に迷惑をかけ、助けられて生きてきた。温かい手に助けられ、何度感謝したかわからない。
転びたくて転んだわけじゃないけれど、どうしても転んでしまう。だからステッキを持つようにしたけれど、それでも転ぶのだから参るね。あまりにも転ぶようなら車椅子生活も視野に入れなければならない。老いれば間違いなく車椅子なしにはいられなくなるだろう。
それでも私は初めて自分の足で立った四歳の春を忘れられない。風を切って歩くことの清々しさ。自由。すべてはここから始まったのである。
たくさんの拍手ありがとうございました!
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