今日はぽかぽかして暖かかった。それは日影の雪も溶けるほどで、夕方までは暖房も点けずに過ごせた。母は担当の医師が変わってから薬が変わったばかりなのだが、どうやらその薬のせいで血圧が不安定になっていたらしい。一時はどうなるかと心配したが、薬を以前のものに代えていただいたから体調が戻るだろう。
チベットの暴動のニュースがとても気になる。チベット自治区は、北京オリンピック開催の今年こそ独立出来るチャンスだと思ったのだろう。ダライ・ラマに関する本を昔から読んでいるのだが、チベットは政治腐敗の色が強く知識人ほど金銭欲が強かったり、中国に肩入れしていたりする一方で、一般の人たちは文明が遅れていて、国際的な先進国へと向かうには程遠い現状がある。テレビは近年普及してきたものの、この100年ぐらいライフスタイルは大して変わってないらしい。だからこの暴動が一気に爆発したのでしょうな。ダライ・ラマも暴動に荷担してなんちゃらだとか言われているけれど、思ったほど僧侶たちから尊敬されてないみたいだし(苦笑)インドに亡命を謀る人たちはこれからも絶えないはず。
台湾もそうだけど、そろそろ中国から独立して世界の先進諸国と同様に繁栄させたいという気持ちはすごく理解できる。でも流血や死者が出るのは悲しいこと。ミャンマーもしかり。それに比べて日本人は、がっかりするくらい本当に他人事だよね
昨夜観た作品は『2001年宇宙の旅』(1968年)
宇宙旅客機オリオン号がケープケネディ空港から月に向かっている。旅客の中にはフロイド博士(ウィリアム・シルベスター)がいた。彼は月面で発見された謎の物体について専門技術者や学者たちが月の基地で開く会議に出席するため。1時間後、第5宇宙ステーションに到着。その後フロイド博士は月宇宙船エアリーズ号に乗り換え、2日後に月に到着した。
久しぶりに観ました。今でも色褪せないのが不思議ですね。旅客機の中のデザインが洗練されていて、アートのような赤い椅子が置いてあるフロアのシーンが私は大好きです。“高度に発展したテクノロジーは魔法と区別がつかない”とアーサー・C・クラークは本作のテーマとして描きましたが、実際に現代あるものが幾つか登場してきましたね。万能なコンピューター、テレビ電話とか。あの喋るコンピューターだって、そう遠くない未来には出来ているでしょう。
最近のコメント