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「アーユーボーワン」

 夕方から雨が降っている。雨が降ると鼻のムズムズやクシャミもしなくなるから不思議ですな。明日の春分の日も一日中雨らしい。


 『2001年宇宙の旅』で知られるSF作家のアーサー・C・クラーク卿(90)が、3月19日未明、呼吸不全によりスリランカの病院で亡くなったらしい。この間久しぶりに『2001年宇宙の旅』を観たばかりだったから、虫の知らせというやつだったのかも、なんて思ってしまった。文系の私はサンエンス・フィクションが苦手なのだが、彼の本は何故か何冊か読んでいた。映画を観たきっかけで読んだ『2001年宇宙の旅』を皮切りに、『幼年期の終わり』とあと一冊読んでいたと思う。彼は、ロバート・A・ハインライン、アイザック・アシモフと並ぶ三大SF作家の一人とされている。近年ではエリザベス女王からナイトの称号を授与されていた。
 タイトルの「アーユーボーワン」とはスリランカのシンハラ語で、「こんにちは」や「さようなら」の代わりに使う挨拶で、クラーク氏がよく好んで使っていた言葉。これには「長生きしてくださいね」と願いも込められているらしい。
 NASAの宇宙計画もクラーク氏の想像よりずっと遅れている。アポロ号の月面着陸はあれっきりだし、木星にすらたどり着けずにいる。結局地球の周りを回っているだけ。彼の描いていた未来はちょっとばかし早すぎたみたい。私は秘かに、いつか宇宙旅行や宇宙生活が可能になるのを楽しみにしている!(笑)
 人類に夢と希望をもたらした彼の業績は計り知れないだろう。英国で最も偉大な人物の一人が星になったと言った方が彼らしいかもしれない。HALとボーマンのように見守ってくれるかな。安らかに…


昨夜観た作品は『O公爵夫人』(1976年)
 普仏戦争頃の北イタリア・M市。ある日、新聞に「身に覚えのない妊娠をした。父親は名乗りでてほしい」という奇妙な広告が掲載された。広告主はO候爵夫人(エーディト・クレバー)。事の始まりは、彼女の父・大佐(ペーター・リューア)が司令官として率いるM市の要塞が、数か月前にロシア軍に攻め落とされたとき、逃げ惑う夫人にロシア兵が暴行されそうになり、ロシア軍の伯爵(ブルーノ・ガンツ)が助けに入り、やがて夫人を好きになった伯爵は結婚を申し込んだものの、はっきり返事をしないでいるうちに、なぜか彼女に子どもができたことがわかってしまったのだった。
 エリック・ロメール監督の傑作と言われた作品ですね。なぜに妊娠してしまったのか、なかなか納得がいかないまま中盤はストーリーが進まないし、階段の上に現代の人が映ってたり電気コードが見えたりと、かなり手抜きな感じが好きでした(笑)あと、ブルーノ・ガンツが痩せてて、最初は誰だかわかりませんでしたよ(笑)




母S子、誕生日おめでとう
77年生きてくれてありがとう
これからも娘より夫命の母でいてください
そして二人で長生きしてください
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誕生日 11月8日
地 域 福島県
職 業 マスコミ・芸能
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