昨日、革籠について書いたが、兄姉に聞いたら我が家から車で五分もかからないところだった。ああ、あの湿地か!!先日近くを通ったとき、『天地人』ののぼりがはためいていたのはそのためだったのだと気づいた。でもやっぱりそこには崖やゴツゴツした岩もなかったと思う(笑)。意外なところに歴史ありとはこのことである。
向田邦子のファンになって十年以上になるけど、運良くシナリオ本『阿修羅のごとく』と小説+エッセイ『男どき女どき』の初版本が手に入った。後者は向田が亡くなった直後に出版されたものである。これは同名短編小説と様々な雑誌に掲載されたエッセイをまとめたもので、本当に面白い話が詰まっているので何度読み返したことか。
それらとともにこれまたエッセイ集『無名仮名人名簿』の文庫版初版も手に入った。その中で、胡椒を使った料理を作ったとき、調理中ではなく、料理を食卓へ運んだときにクシャミが出ては父親に怒鳴られたというのがあり、何度読んでも大笑いしてしまう。
クシャミと言えば、私はいつからか忘れたが“月曜日のクシャミ恐怖症”になってしまった。
事の発端は学生時代に遡る。中学の頃アメリカ人の英語の先生に「月曜日にクシャミをすると失恋する」という欧米のジンクスを教わってからに始まる。あれからというもの、私はクシャミが出ないよう日曜日の夜は必ず鼻炎薬か風邪薬を飲んで寝るクセがついてしまった(笑)。薬物乱用…お子さまは真似しないように!(しないか
)
それと数年前、クシャミをして骨折したこともあって、クシャミに対しては並々ならぬ注意を払ってきた。しかしながら、うっかり気を抜くとクシャミは意外な瞬間にしてしまうもので、憧れの某有名人とお仕事したときに豪快な一発をかました過去もある(笑)。あれは女として最悪だった。向こうは「それだけやればスッキリするでしょ」って笑っていらしたし、あれは本当に恥ずかしい思い出だったね。
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