ひと度、夏が戻ったのではないかと思うほど、今日は暑かった。来客が来ないうちに自分のお布団を干してしまおうと、朝からバタバタ。久しぶりに汗だくになった。
この数日、長兄宅の猫チィ(画像)が毎日来る。家中をニャーニャー泣きながら歩くのであとをつけて考えたら、父を探してるのだと思った。
思い起こせば父がいたころ、チィは昼寝する父のお腹に乗りながら一緒に眠っていた。それが可笑しくて、私の笑い声で父が目を覚ましてしまうのである(笑)。しかも、お昼ご飯には必ずといっていいほどチィも一緒にキッチンで食べていた。その時はきまって父がシャケの皮や骨をチィにあげるのである。贅沢にもお刺身をあげているのを見たこともあった!はたしてチィは父が亡くなったことに気づいているのだろうか、それから丸一年我が家に寄りつかなかったのだ。
おとといからチィはお昼頃になると来る。私が昼食をとろうとすると、下から見上げてニャーニャー鳴くので「チィも食べたいのね?」と言ったら、今すぐちょうだいと言わんばかりに待っていたので、ご飯の上に鰹節をかけたネコマンマをあげたら、彼女は一気に平らげた。これから毎日お昼に来るかも!(笑)
しまった!!白洲次郎のドラマの最終回を録画するのを忘れてた
観たかったよぉ
寝起きに窓を開けたら、霧雨だった。朝、兄姉とその子どもたちで両親のお墓参りに行ってきた。
家に戻りみんなで昼食を食べたあと、チィ姉とハル姉が買い物に行こうと誘ってくれたので、長姉と甥っ子に留守番を頼んで出掛けた。来週、東京に住む親友Hの結婚パーティーに招待されているので、服を買うことにした。とはいえ、招待状には“平服で来てください”とあり、どこまでカジュアルが許されるか悩む…。結局、手頃なワンピースを購入。
姉たちはすっかり姿を眩まし、探したらバーゲンに参戦していた!(笑)タイムサービスでTシャツやカットソーが1000円均一だったのだ。時間を追うごとに、それが750円…500円…となり、オバサンたちが引っ張り合うほど大盛況!私も掘り出し物はないかと思って探したけれど、あんまり好みのものはなかったな。
くたくたになりながら帰宅したら、従兄弟夫婦が来た。私は毎日早起きして来客の相手をしてたから、疲れてどうしようもなく首も痛くなってきたけど、後半も頑張るか
秋のそよ風は爽やかだけど冷たい。ひんやりしていながら鼻につんとくる感じが一年ぶりに懐かしく思う。
今日は母の実家の従兄弟と伯母が来てくれた。この伯母は母にとって義姉にあたる。彼女は90歳ぐらいになるが毎日の晩酌は欠かさないし、きちんと家事もこなし、腰が曲がっている以外はいたって健康。
伯母は二度結婚している。最初の結婚をした直後、第二次世界大戦が始まり夫が海軍へ出兵。そして戦死した。その報せは電報で届き、「戦死シス」とだけ書いてあったそうな。
ひとり取り残された彼女は周囲の勧めで夫の弟と結婚。義弟と結婚することに抵抗はなかったの?と伯母に尋ねたら、しばらく考えさせてほしいと時間をもらい、やはり随分悩んだそうだ。二度目の相手からは「姉さんが自分でいいなら構わない…」と、お互い納得してから一緒になったとか。今じゃ考えられない話である。
最初の夫とは短い結婚生活だったため子どもがいなかったが、二度目の夫との間には五人の子どもが授かった。そのうち三人の息子がマラソン選手として活躍した。私が生まれる前のことだから詳しくは知らなかったけど、箱根駅伝や青東駅伝で走っていたらしい。
伯母の戦中戦後話のあと、従兄弟は自慢げに箱根駅伝の裏話をたっぷり語りながら、私が作ったお煮しめを「すごく美味しい!」と何度も御代わりした(笑)。しかもお昼ご飯を食べてきたばかりだと言うのに。
お彼岸に入り、私はコンビニすら行けず一人留守番。同居している次兄は仕事なのである。
いつもより早く起きてボーッとしていたら、母方の伯母から「これから行っていい?」と電話。急いでご飯を食べ、茶の間をチャッチャと片付けて、今か今かと伯母が来るのを待っていたのだが、待てども待てども来ない!(笑)そんなことなら何か料理でも作ればよかった。どうしたんだろうと待ちながら二時間が経過して、従姉の運転でもう一人の伯母も連れてきた。眠気で頭が回らない中、何とか接待を乗りきれて、一息つくと今度は父方の本家の従兄弟が訪ねてきた。何となくぎこちない会話だったが、それも無事クリア。明日もお焼香に親戚がたくさん来るんだろうな。ツカレマシタ。
やっぱりあの遺体は臼井さんだったのか。『クレヨンしんちゃん』を毎週観てたけど、今後はどうなるのだろう。
地上波で『おくりびと』をやってて観ていたのだが、途中から直視出来なくて音声を聞きながらオークションの梱包作業をしていた(今夜は二個売れた!)。お葬式のシーンや病気で誰かが死ぬシーンは辛いね。どうしても両親のときを思い出してしまう。もう少ししたらちゃんと観るつもりでいる。
アニキ、映画出演おめでとうございます!舞台挨拶は行けそうにないけど、DVDが出たら二枚買います(笑)
日毎秋が深まり、夜空の星の美しいこと!空気が澄んでいて過ごしやすい。
お彼岸入りして、朝から兄姉たちが来ていた。みんなで賑やかに初物の里芋のイモ煮で昼食を取った。夕方になろうというとき義兄のお母さんがみえて、両親のお墓参りにいらした。私に「○○ちゃん(私)、梨食べな!」と大きな幸水をくれた。お母さんにとって、私は子どもみたいな存在に思っているらしく、ひとりぼっちで淋しくないだろうか、美味しいものを食べているだろうか等といつも気に掛けて心配しているらしい(笑)。彼女はどことなく亡き母にも似ているので、会うたびに抱きしめたくなる。
話は変わるが、数日前に訪ねてきた私より若い来客が「御免ください!」と玄関に立っていた。「御免ください」。この言葉、最近あまり聞かなくなってきたと思うのは私だけだろうか。
というか、私は他のお宅を訪ねるとき、「御免ください」と言うタイプなのである。するときまって「お若いのに、よく知ってるね」みたいなニュアンスで驚かれる。深く考えず当たり前のように使っていた言葉が死語になりつつあるのは淋しいことである。
ちょっと古い小説に出てくる何気ない言葉にも、近ごろたんと耳にしなくなったものがたくさんあって、何かのきっかけに使ってみようかと思っている。その多くは言葉のリズムがよく、季節や時間、人の心情や在るべき姿を表すものをさしていたりする。今思い付く使わなくなった日本語を挙げてみよう。
身仕度
出不精
時分どき
器量がいい
辛抱
冥利が悪い
剣呑
たかをくくる
いざこざ
じれったい
切羽詰まって
日明かし
こぼそがあって
問答
余儀ない事情
お目みに止まる
不埒を働く
しゃくにさわる
到来物
あわよくば
まだまだ泉のように溢れ出てきそうだが、そろそろお時間のようです(笑)。
※画像は外猫のたぬきちゃん
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