木枯らしが吹いて、外気の寒さもより一層。いよいよ立冬である。我が家はようやく風邪から回復しつつある。食後はフルーツでビタミンを補ったり、寒さ対策をいろいろ考えたりしている。みんな早く元気になりますように!
そんなこんなで今、私が気になって仕方がないのが元祖シンガー・ソングライターのキャロル・キングが来日しているということ。中学時代から彼女の大ファンなのに、初来日を拝むことが出来ないのが悔やまれる。現在、ファーギーとメアリー・J・ブライジらと共に大阪公演が終わると、10〜13日まで三人は埼玉スーパーアリーナと東京日本武道館にて公演が行われる。
テレビで大阪の模様を少し観たが、現在65歳のキャロル・キングがパワフルでびっくりした(笑)どうしても名盤『つづれおり』のジャケットに写る彼女のイメージが強いから。窓辺に座るキャロル。多分、多くの人が感じたことだろう。とはいえ、『つづれおり』が発売されたのが1971年だったのだから無理もない。
日本での公演では『イッツ・トゥ・レイト』『ロコモーション』『去りゆく恋人』『きみの友だち』など、往年のナンバーが聴けるという。そりゃチケットが一万五千円もするよね!(笑)ぜひ、近いうちに単独公演を実現して欲しい。そのときは必ずや彼女に会いに行く!!
昨夜観た作品は『リチャード・ニクソン暗殺を企てた男』
1973年。サム・ビッグ(ショーン・ペン)は別れた妻子とやり直すために事務家具用品の店員をしている。オーナーの親子の詐欺師めいた商売のやり方に、サムは次第に不満が溢れてきた。そんなとき、テレビに映るのは“世界一の商売人”と自負するニクソン大統領。この国が悪くなったのは彼のせいだ。何をやってもうまくいかないサムは妄想に取り付かれる。
実話に基づいたお話だそうです。情けないヤツとくくってしまえばそれまでですが、彼は繊細で真面目な性格なんですね。純粋だからこそ、人との関わりあいで傷付いてしまう。何か私に似てますな!(笑)でも何故、大統領のせいにしてしまうのでしょう。彼の狂気が爆発する前に誰か救えたはずなのです。だんだん可哀想に思えてくるから不思議。さすがはショーン・ペン!
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