昨日は本当にショックでたまらなかった。家族みんなで暗〜い雰囲気。オジサンとの思い出がこれでもかってくらい走馬灯のように浮かんでは消え、とめどない涙が溢れたのであった。
そんなこんなで、一日もあっという間に過ぎていく。この冷たい雨はいつ止むのだろう。今、キャロル・キングの『空が落ちてくる』を聴きながら、ホットワインをすすっている。私は秋から冬に移るこの季節が愛しい。静かな夜。贅沢な孤独。心に染みる映画。優しい誰かからの突然の電話。赤毛のアンのビデオ。グリーンゲーブルス。かつて愛した人との思い出。掌に残る感触。チクチクした頬擦りの記憶。せっちゃん(斉藤和義)のメロディ。すべてが、愛しい。
昨夜観た作品は『地下鉄(メトロ)に乗って』
絶縁状態の父親が危篤だと弟から電話で知った真次(堤真一)は、衣料品の営業の仕事を終えて地下鉄へ乗ろうとホームで電車を待っている。すると中学時代の先生が立っていた。「今日は君の兄さんの命日だね」。一向に電車が来ないので先生と別れ、別のホームへ行こうとした時、死んだはずの兄が走っていった。後ろ姿を追って表へ出ると、そこは昭和39年の東京。何とか元の時代へ戻る。
日本版『バタフライ・エフェクト』って感じでした。次に地下鉄に乗った時は、若き日の父親(大沢たかお)を終戦まもない闇市で出会ったりします。タイムスリップを地下鉄の線路でエフェクトさせるというのが面白いですね。昭和時代の美術も非常に凝っているし、役者陣もいい味をかもしだしていました。ただね、何度も言いますが日本映画はセリフが聴こえづらいんですよね(苦笑)いい作品なのに、何言ってるかわからない部分が多いというね。それを除けばなかなか良かったです。あっ、お兄さん助けて戻って来れたら言うことなしだったかも。とにかく、おすすめです!
拍手レス
>ゆみさん
ありがとうございます!
ゆみさんももうすぐ誕生日ですね。
>トモコさん
ありがとうございます!
30過ぎたらあっという間ですよね(笑)
>二本松
なんか今も読み返すと変だよ
そうだね。オジサンに届くといいな。ルームシューズ&靴下ありがとうね!今はいてるけど温かいよ
大切にするね!
>774さん
富山の置き薬屋さんも年々減ってますね。昔みたいに薬局がないわけじゃなく、近くにドラッグストアへ行けますしね。私もあの大きなカバン、大好きでした
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