時折、ものすごい吹雪だった13日。二番目の姉の長女の成人式があった。晴れ着を見せに来るものと、家族で今か今かと待ちわびていたが結局来なかった。
夜、二番目のハル姉がひょっこり来て、彼女が来なかった理由がわかった。朝の6時から美容院で着付けとメイクに行った姪だったが、美容院ではメイクも髪のセットも理想通りにやってくれなかったばかりか、三時間以上もかかり式典ギリギリに仕上がり、姪は怒り心頭なまま出席したそうなのだ。
一生の思い出になるはずの成人式が台無しになってしまった姪は同窓会にも行かずに帰り、ずっと泣き続けているという。本当に可哀想である。そんなことなら私が行き付けの美容院を紹介すればよかった。ハル姉は姪に代わって美容院に文句を言いに行き、その足で我が家に寄ったそうだ。私もハル姉だったら同じことしたと思う
(笑)ハル姉の行き場のない怒りに、私も一緒になって同情した夜であった。
そこへ会社から帰ってきた兄が、風邪をひいたらしくクシャミを何度もしていた。しばらく一緒にテレビを観ていたら急に頭が痛くなり、気分が悪くなってしまった。薬を飲んで横になって二時間眠ったら治ったけど、風邪を移された模様
昨夜観た作品は『ALI アリ』
1964年。無敵のソニー・リストンを破って世界ヘビー級王者になったカシアス・クレイ(ウィル・スミス)は、黒人イスラム教に入信。名前を“モハメド・アリ”に改名した。そして黒人開放運動の指揮をとっていたマルコムXと出会い、そして短い結婚もした。やがて再婚したアリはベトナム戦争で徴兵を拒否した事で世間からのバッシングと、有罪判決に苦悩する。
“蝶のように舞い、蜂のように刺す”と言われた伝説のボクサー、モハメド・アリの半生でした。冒頭、ホールで歌手が歌うモータウンにノリノリになりましたが、アリの人生に入るとどうも共感出来ない部分が多々ありました。傲慢で大口を叩き、まるであの親子のよう(笑)差別や宗教に苦悩するアリの精神面が中途半端に描かれてしまってたみたいです。猪木との交流も描かれてなかったですし、ファンの方は残念に思ったはずです。
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