goes-on!

ユーリ・スパスキー
亡国の英雄
記憶の能力
ギャンブルで国を救う
救えない

エトージュ・オラフソン
追放された者
電気の能力
無能の為に国を滅ぼす
国は栄える

軍医
軍学校卒の生粋の軍人
術式による指輪
あらゆる術に触れると締め付けて、いずれ指を切断する
レオンの移動術にも同行できない
術士の恋人と別れた
戦時の古い罠
レオンなら解けるはずだけど解かない
いつでも指を切り落とせる上官

色彩

>>術士
ルーシー・ココ・リリアン
院長／赤紫
レジー・ラオ・パトリック
術士長／レオンの支持者
サー・ルイ
緑髪／シーク／ユウズ／古代語専攻／緑目
オズ・メイ
軍卒／紫紺髪／ギャンブラー／灰目
カイロ・サイ・アーリントン
地理学者／飛空術研究／尋問官
ホス・カウ・ロズウェル
設計士／貴族／翡翠目／ゴージャス
ルイス・ノット・エルヴィス
移動術／有能／意識高い系
グレン・イル・ヘンダーソン
変異／武闘派
メイ・ワン・マシス
見習い
ニーチェム・ロト・イェイツ
次官/コンプレックス／苦笑家


>>符合師
グレアム
黒髪／鳶目／敬虔
ウォンカ
金目／バイヤー
クロマティ・フィオ
青緑目／フィオ・マジック／心理学者／宗教学者


>>その他
ゴア・リシオン
遊び人／貴族／新緑目
ヘンリー・ヒギンズ
言語学者
ドューリトリ
妖精
ドロウダラージ
調剤師／劇薬収集家
火炎草 野毒草
ピエールポール
機械整備士
ルイス
調理師／栄養士／媚薬で誘う
ナタ
警官／保護士／カウンセラー
テオ
男娼／マゾ
ティム・ジョアン
ブローカー／ボス
ダラス
鳶目／殺し屋／常識人／隠密の声
ミルドレク
配達員／愚者／水目
ウィルホーク
画家／神経質／睡眠障害
ユーゴ
棟梁／大工／鳶職／美学／栗毛長髪／濃灰目
ゼオ
引きこもり／建築士／セクハラ／緑目／緑髪
リンツ・ファルシオ
秘書／広報官／美人
ラミン・ハインズマン・ビゼー
秘書／オレンジ髪
ロンバルディ
芸人／旅人
ヴィンセント
黒髪／前科者／更生
ミッツ・アンヘル
ホテルマネージャー／生え抜き
ロブ・ジーノ
自由人／傭兵／元軍人


>>技師
ラゼル
灰目／焦げ茶猫っ毛／変態紳士／卑屈／出向
スタフォード
シスコン／博愛／ドマゾ／甘党／秘書
ウェリントン
軍卒／天然記念物／昭和／出向
ダン・リンツ
貧困／ハングリー


>>学士
バイアス
窒息嗜好／軍卒／悪徳な救世主／血統主義
コフリン
薄幸／外れくじ／北部出身
ミク
童顔／好青年／シーカー
ソフィア
上流階級／第一諮問会
ルル
学士長／シーカー
ジェイク
乙女／花畑
スタンリー・クレメント
男系家族/皮肉
クー
気分屋/色欲


>>軍人
ヤン・ロウ・クリスプ
軍医
エール・リー・ハニー
総帥／ホロウの愛人
レイチェル
秘書官
ホロウ・エル・アンリ
元総帥／変異
パーシー・レヴェル
名将/人望
ジア・ジーニー
生え抜き／石頭／
カーティス・ルメイ
皆殺しのカーティス／虐殺王の孫／参謀
士官候補
ヨーク
サイコ／起爆者
ウォルフ
狙撃手／火薬のにおい
アーティ
逓信兵／麻酔師
ロシェ・シン・キンバリー
術士
バジル・ラン・パレード
天才／参謀／平社員
レオン・リー・スコッチ
言語学者／元術士／変異
ファゴット
一兵卒／慈愛の手／殺人鬼
ロベルタ
元器楽隊／美系／士官
ジョージ
天涯孤独／銃器管理者
クーパー
虐殺代行／科学者

>>資本家
へスター
元貴族／略奪王
ウォルター
教祖／小鳥ちゃん／不動産／シーカー
ハートリー
冷酷／貪欲／銀行頭取
エイカー
メーカー/技術者
ファルコー・フラッコ
体育会系／土木／建設／怪力
ラディスリー
地主／名士


>>神話
ローラン・フルール
色魔／歌/庶民に人気
スー・ロン・シーライ
女神／死を呼ぶ水神／龍/軍人の守護神
レオン・ガガ・ラスコー
解読者／遺産
ウル／ハル
神の子／忘却/術士の信仰
トラ・パ
堕落した神／生を司る
ハイネ
ディアブロ／悪魔／シーク
イオ
符合師／遺産


>>異世界
京香
18(13)
智仁
22(17)
ほのか
凡乃香／26(21)
和山
俺の物に手を出すな／15
アーラッカー
バイキング／山男

第１章　柔らかな蹂躙


>>古代語
術式に使用される言語。
大陸に散見される古代碑と呼ばれる石碑により、解読が進められる。ほとんど解読されていない。詩的。術師でも伝えられているものを断片的にわかる程度で、意味さえ知らないこともある。
エルム、ユング、ツィット、ポルコ、ヴィム。古代語によって使われる術式の系統が変わる。

>>飛空術
戦時下で復興した、空を飛ぶことができる術式。上空からの攻撃で多くの人を殺せる大量殺戮式だったが、使用者が次々と死亡した為呪われた術式と呼ばれ、今は使われない。
リフ・クルイ・ツ・ライエン・ジェルミ 大いなる翼へ命を捧ぐ

>>統一言語
現代語

>>家名
家族がいる人にある、家族を繋ぐただの記号。自立したら名乗らないことも多い。

司書
国家資格。職種ではないが、合格者のほとんどは司書庁の職員となる。司書庁の司書は司書員と呼び、中でも局長や本局職員を司書官吏と呼ぶ。
履歴と手紙の複合能力者は試験合格者でなくても司書庁から声がかかるが、頭で憶えて手紙の能力なしに試験に合格する人の方が圧倒的に多い。


司書庁
能力のあらゆる記録を文書化する行政機関。記録や報告を元に、能力の指導案の策定や改定、または警察庁や技術省からの諮問への答申も行う。
異動が多く、司書の適格者かどうかが本局採用では最も重視されるので出世とは縁が遠い。
司書の資格を持っている人はそうでない人より高給で、解雇されることもないから人気は高い。履歴の能力者はほとんどの人が外部的な発動をしないので、能力者として働くなら司書庁が定番。


地方局
区分けされた地域毎にある司書庁の地方機関。地域から情報を集め、確認を取ると本局へ報告する。ひたすらフィールドワーク。


本局(事務局)
司書庁本庁の俗称。職員は全員適格者で地方局なら局長クラス。長官は、本局や事務局という俗称に合わせて身内からは局長と呼ばれることの方が多い。現在２人が地方局担当、１人が総務担当、１人は長官。

生徒会役員３〜８名
会長、副会長、会計、書記、(庶務)
副会長は会計、書記と兼任可


中等部役員３〜６名
中等部長、補佐


中央委員３者
生徒会長、中等部長、風紀委員長


代表委員24名
高等部５クラス×３学年
中等部３クラス×３学年
でもクラスで２名選出して会議に出席するのが普通


専門委員５者
美化委員、広報委員、図書委員、保健委員、植栽委員

局長14名
局長４名と専門委員の下部組織の長10名
美化委員(清掃、環境)、広報委員(放送、新聞)、図書委員(資料、司書)、保健委員(衛生、保健)、植栽委員(耕作、観葉)
外務局、内務局、クラブ局、照明局

部門キャップ14名
広報委員放送局(音声、映像、記録)、広報委員新聞局(内部誌、外部誌、インターネット)、外務局(渉外、ボランティア)、内務局(庶務、印刷)、クラブ局(文化、運動、管理、非公認)、美化委員環境局(掲示、備品)


特別委員
選挙管理委員会、執行部、実行委員会など、特定の時にだけ活動する委員
教員や前任者からの任命制


中央委員以外は兼任可能

だざい たけひと

慶明高校２年
図書委員長
棋士会


同級生は疎か、教師も正確な名前の読み方を把握していない。最もポピュラーなのが、ひろみち。初等部１年の時の担任がそう読んだから。３年の担任はひろのり、他にも人によって自由にひろとも、ひろつぐ等と呼ぶ現在に至る。

傍若無人とも言われるが、面倒見がよく慕われる。

本人の強行な立候補によって図書委員長に就任。但し本人は図書委員がなんの為にあるのか分かっていない。

中央委員がお気に入り。

小６の夏から中３の夏まで留学していて、中３の夏明けの進級考査で学年で７番目の成績を取った。

91(31)


絶対領域 ﾀﾌﾞｰｹﾞｰﾑ Taboogame

基本は聖域と同じで時間を操作する。しかし対象は特定の物でも空間でも能力者が自由に選択できる。周囲の空間ごと『保存』できるので落下しているものを宙に浮かせられる。また絶対領域では対象となった人の意識だけ時間を流すこともできる。

通訳 ｺｰﾙ Call

後天性能力。基本は記録と同じだが、更に任意に読める心の内容を第三者にも伝えることができる。精度が高いとより精査して不必要な部分を抜いて恣意的な内容に編集できる。考えていないことは伝えられない。


捕縛 ﾌｪﾀ Fetter

半属性能力。絶対領域との組み合わせでしか発現しないが単独でも発現する。
ある特定の物や生物の動きだけを止めることができる。精度や威力が高いと運動だけでなく時間の経過をも操作できる。
本来していなかった動きを与えることはできない。『静止』している物を手で押しても動かすことはできず、発動を止めた時には発動前にしていた動きを引き継ぐ。


引力 ｸﾞﾗﾌﾞﾘﾝｸ Graveling

引力を操る。威力が強い能力者が重力を中心に操る場合を特に重力と呼ぶ。精度が高いと浮遊させたりもできる。
高度な能力なので仕事に利用できるレベルになると多くの能力者は適性が最適に近く精度も高い。


絶対引力 ｸｫｰﾀｰ Quarter

純潔。
基本は引力と同じだが、人間の心理的な重心を動かすこともできる。つまり明確な対象がある時に好き嫌いを操作できる。

複数の能力を保有していても能力者自身が気付かないことがある。

感覚性、攻撃性、時間性というのは俗称で、地域や人によってその定義が違う。つまり便宜上使うだけなのでその言葉を使う本人にとっても大した意味はない。


属性能力
特定の能力との組み合わせでしか発現しない能力。組み換え(履歴)、音(風)など。
ちなみに原状回復や捕縛など単独でも発現するので属性ではないが組み合わせが有意に限定的な属性に近い能力もある。

後天性能力
生まれてから後にしか発現しない能力。発現の時期は人によって異なる。後天性とそうでない同系能力が競合した場合には後天性の方が優位になることが多い。組み換え、融点など。
後天性でない能力を後天的に発現する能力者がおり、先天的にしか発現しない能力はないとされている。

純潔
もともと一切能力を持たない人間。
純潔にしか現れない能力があり、後天性の中でも特に稀少。絶対契約、書き換え、絶対領域、摂取など。この能力自体を指して純潔と呼ぶこともある。

綴られる激情


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履歴 ﾋﾞﾊｲｽﾄ Behaist


組み換え ﾗｲｴﾝ Leihen

属性能力で履歴を発動する能力者にしか発現しない。
他者に対して一時的に本来保持していない能力を使えるようにさせられる。精度や威力については組み換え能力者が指定できる。記録された能力の全てが対象。
自分に対しては発動できない。

精度
発動される能力の質。能力者によって程度が違い、訓練によっては誰でも最高級まで高められる。これが限界まで高まると身体の加齢が止まり、ほとんど老けなくなる。
とは言え、もともとのキャパシティや適性によって必要な訓練の量も異なり、最高級に達している能力者は極めて少ない。


適性
保持している能力は大多数が先天的なものであるが、それが能力者自身に合っているとは限らない。
適性の低い能力では訓練による精度や威力の上昇には限りがある。適性が合わない場合に数回しか発動できない能力者もいる。


威力
発動される量。水、金属などは一度に扱える量。原状回復、履歴などは一度に遡れる時間(情報量)。
訓練によって増幅できるが、能力者の持つ適性に左右され易く、精度が最高級になっても威力が低いままの場合もある。能力によっては威力があってなんぼのものも多く、運次第である。
体力とも関係があるらしく、特に攻撃性の強い能力の使い方をする能力者がその威力を上げると外見上変化がなくても筋力が上がることがある。


適格者
適性、威力、精度が全て最高級の能力者。近付くとそのオーラで呼吸困難になるとかならないとかいう噂もあるくらい最強だが、実際は引力の適格者と精度の足りてない絶対引力の能力者が競合すると絶対引力が勝ったりする。


拘束具
身体の動きを制限するのと同時に能力の発動も阻害する。適性が数段落ちるような感覚。基本的には誰かに隷属している人間が強いられて装着する。
着用者でなくても近付くと分かる。若干気分が悪くなったり能力の発動に影響が出たりする。

みつや
奔放なる粛正者


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光 ﾎﾟｰﾀｰ Portar

光の粒子を操作する。三谷は暗闇の中でも光を生み出すことができる。この粒子は静止すると消滅するので、常に明かりのように光らせるのには高い精度が必要。多くの場合液体や固体の中を直進できず、塵が多かったり密度の高い空気も障壁となる。
威力のある能力者が粒子の動きを止めると、太陽が翳ったように一面が暗くなるので
闇 ｳﾞｫﾙｹ Wolke
という通称がある。

やすひろ
永遠の代理人


105(16)
複写 ｱｷｿﾝ Axon

他人の能力をコピーする。精度や威力は複写の能力者自身によるが、発動されるのはあくまで複写の能力なので複写の精度が高ければコピーもそれだけ精度の高いものになる。能力は限りはあるが保存できる。相手方を直接見てその能力を理解すれば大抵コピーできる。
複数の能力を相互連環的に同時に発動している能力は、その仕組みを理解していても複写が難しい。

無碍の記憶


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原状回復 ﾙｰﾌﾟ Loop


聖域 ｴﾁｹｯﾄ Etiquitte

能力者が認識する特定の物に対する時間を制御できる。自由に使い熟す能力者は少ない。特に時間を進めることは困難。また時間を止めてもその運動は止められない。
聖域の適格者が能力を非常に暴力的に悪用したことから絶対領域とともに
致死領域 ﾌｪｲﾀﾙﾄﾞｳｽﾞ Fataldose
と呼ばれることがある。

アヤは原状回復と聖域によって回復させた時間分を後に再び経過させることができる。そのまま放っておいても支障はない。

痕跡の質量


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記憶 ｸﾛｯｸｽ Clochs

他人の心や心理的な動きを読める。精度が高いと対象となる人や過去、現在、未来を選択的に聞ける。


手紙 ｻﾞｸﾄﾘｰ Sagtory

情報が文字になって見える。威力が強いと能力者の意識していないことや知らない情報も文字になる。
ﾘﾉは記憶と併用することで多くの情報を得ている。

たすく
気配の観察者


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司書 ﾘﾌﾞﾗﾘｱﾝ Libluarien

国家資格の一つ。
履歴 ﾋﾞﾊｲｽﾄ Behaist
手紙 ｻﾞｸﾄﾘｰ Sagtory
によってあらゆる能力の記録を保持する俗称でも用いられる。
能力の用途や可能性、攻撃の形態や種類などについても記録されている。精度、威力、適性を見抜くことができる。精度と威力がともに高いと履歴の改竄ができる。


履歴 ﾋﾞﾊｲｽﾄ Behaist

物などからそこで発動された能力を知ることができる。精度が高ければ個人を特定し追跡できる。

喧騒にある静粛


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透過 ｽｲﾏｰ Swimmer

固体の通過や透視ができる。通過中に意識を失うなどするとそれが身体の一部でも切断されたことになり危険なので訓練生は透視によって能力を高める。透視だけでも便利な能力なので通過を経験しない人も多い。精度が高いと通過したいものを自分に通過させることもできる。これなら意識を失っても自分の形は保てるが、全身通過の場合は普通呼吸が確保されないのでやはり危険。
一度通過したものは簡単に通過できるようになり、透視にもほとんど労力を必要としなくなる。

抗えない約束


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絶対契約 ｲﾝﾍﾟﾗｰﾄﾞ Imperarde

話したことが契約になり、不履行の場合にその程度に応じて命令をできる。契約はﾘｭｳから一方的に解除でき、命令することを放棄もできる。

いがらし かえで

物理化学科教師

放擲人
失望
ﾋｭｰﾏﾝ

知彦は小６の夏前に引っ越してきた。父親の仕事の関係でアメリカにいて、向こうでは公立の学校に通っていた。アメリカの高校に進学しようと思っている。父親はオックスフォード卒だから知彦にも入ってほしいと思ってるけど、知彦はそこまで考えてない。鷹水のことは知っている。

慧弥は中１の夏明けに転校。慶明にいたことは一部の教師しか知らない。慶明より偏差値高い高校に行くつもりだけどそれを両親に言わないから慶明に戻れと言われている。

鷹水は中学から公立に進学。どこでもうまく立ち回る子。

慧弥は鷹水を知らないけど、鷹水は慧弥を知っている。むしろ成績がいいから七中では学校中が２人を知っている。慧弥が他人を気にしてないだけ。慶明でも中退した珍しい人という意味で有名。この２人が同じ中学に行ったことまでは知られていない。

七中は全学年３クラス。都心にあって中高層のビルが隣接している。

慶明は小学校から大学までのエスカレーターで偏差値もかなり高いけど、だからこそ国立大への進学率は低め。小中大で入試があって、小学校３クラス中学高校８クラスになっている。大学は医学部工学部から文学部法学部まであるユニバーシティ。