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Hallelujah/Jef Buckley/Leonard Cohen

愛する。
ゆえに祈る。
祈る。
ゆえに神を感じる。
神はいる。
ゆえに愛は存在する。

そして我々は人を愛する。


愛を得て、何かを失った英雄たち。


歌詞の言葉を追った時の表面的な印象とは違って、愛することの一般的な悲しみや歓びを歌っているように思われる。HallelujaとLoveが結び付くことは、キリスト教的な愛以外にも当てはまる。


ドラマ化した「神様のボート」を見て和訳したくなった。
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ロギンズ、メッシーナ

訓練前にあったかもしれない会話

ロ「どっち教えたい?」
メ「えー、シーザーがいいかな」
ロ「本当か。じゃあそうしよう」
メ「お前はジョジョがいいのか?」
ロ「おう」
メ「でもあいつまだ柱も登れていないし、卑怯な手を使うし、最悪だろう」
ロ「それをしごくのが愉しいんじゃろう」
メ「うむ。確かに」


訓練中にあったかもしれない会話

メ「お前ジョジョに意地悪過ぎるぞ」
ロ「そうか?」
メ「10分でよいところ30分と言ったり、棒でつついたり、くすぐったり」
ロ「こっちの訓練を覗くなよ」
メ「覗いているのは私ではない」
ロ「あいつか」
メ「そうだ」
ロ「あいつ、訓練の後にいつも双眼鏡でこっちを見ているだろう」
メ「ああ。やはり見えているのか」
ロ「ジョジョは気付いていないけどな」
メ「ジョジョは鈍いなあ」
ロ「鈍いのは、シーザーも同じだろう」
メ「違いない」
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シーザー・ツェペリ

シーザーが覗きをするのは、相手の心に踏み込めないから。

友人にありがとうと言えない
他人の本心はわからないという諦め
父の本心を彼が死ぬまで理解できなかった

故に双眼鏡を常備して、人間をいつでも観察しようとしている(たとえ彼に気付かれなくても)。
自分の気持ちを相手へ伝えることを知らない。褒めることしか知らない。軽薄で上辺だけの褒め言葉しか知らない。人の心は探ろうとするのに自分の心は閉ざしている。
口よりも目が物を言う。



おしえて
おしえて!
おしえて!!!

HERO(Enrique Iglesias)

『HERO』Enrique Iglesias

Would you dance
If I asked you to dance?
踊ってくれる?
俺がお前を誘ったらさ
Would you run
And never look back?
走ってくれる?
その時には決して振り返ることなく
Would you cry
If you saw me cry?
泣いてくれる?
俺が泣くのを見た時は
And would you save my soul, tonight?
今夜、お前は俺を魂から
救ってくれんのかな

Would you tremble
If I touched your lips?
お前は戸惑う?
俺がお前の唇に触れたら
Would you laugh?
Oh please tell me this
笑うのかな
なあ、教えてくれ
Now would you die
For the one you loved?
お前は死のうとしてんの?
愛した人の為に
Hold me in your arms, tonight
今夜、俺を抱いて欲しいんだ

I can be your hero, baby
ねえ、俺はお前のヒーローになれるよ
I can kiss away the pain
その痛みをキスして吹き飛ばしてやる
I will stand by you forever
お前とずっと一緒に居てやれる
You can take my breath away
俺はお前の所為で息もできない

Would you swear
That you'll always be mine?
誓ってくれる?
どんな時もお前は俺のものだと
Or would you lie?
それとも嘘吐くの?
Would you run and hide?
お前は何処かへ逃げてしまうだろうか
Am I in too deep?
これって考え過ぎ?
Have I lost my mind?
俺は理性を失くしたのかな
I don't care...
You're here tonight
どうでもいいか
今夜、お前はここにいるんだから

I can be your hero, baby
I can kiss away the pain
I will stand by you forever
You can take my breath away
ねえ、俺はお前のヒーローになれるよ
キスして痛みなんか吹き飛ばしてやる
お前とずっと一緒に居てやる
俺はお前の所為で息もできない

Oh, I just want to hold you
ああ、お前をただ抱き締めたい
I just want to hold you
お前を抱き締めたいんだ
Am I in too deep?
これって考え過ぎ?
Have I lost my mind?
俺は理性を失くしたのかな
I don't care...
You're here tonight
どうでもいいか
今夜、お前はここにいるんだ

I can be your hero, baby
I can kiss away the pain
I will stand by you forever
You can take my breath away
俺はお前のヒーローになれるよ
キスしたら痛みもどっかへ行くだろ
ずっと永遠にお前と居るんだ
お前の所為で息もできない
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ピノ ザハト/遠くで聞こえる平手打ち

ちやほやされるのは気分が良い。甘い酒の風呂に浸って歌でも歌っているような心地良さだ。

俺に群がる少年達。彼らは憐れで愛おしい。

中でも俺のことを最も崇拝しているのがウィリアム・クロウだ。

ウィルと呼ばれる彼がいつも俺の隣か前に座っている。ウィルは俺に群がる少年達のリーダー役らしい。

ここにノイが加わってくれたら良いのに。ノイは俺を羨望の目で見たりしない。彼の視線を奪うのは、いつも違う人間だ。そこに俺は居ない。

声が聞こえた気がした。

『君が好き。それもとことん好きなんだ』

嗚呼、しかし君は俺を見ない。

「触るな!」

その悲鳴に近い叫び声に食堂中の人間の視線が集まった。ノイが同室者を平手打ちして、大きな声を上げたからだ。水を打ったように静かな食堂からノイは走り去って行った。


【遠くで聞こえる平手打ち】


俺を囲む何人かの少年達が小さな声で話している。

「ノイウェンス・ハウゼンだ」
「アルを叩いた」
「またあのノイウェンス・ハウゼンだ」

ノイとその同室者のやり取りを盗み見ていた俺はおかげで堂々と彼らを見ることができたが、ノイを追い駆けることはできなかった。愛しい少年達がそれを許さない。

「ああいうの、ちょっと怖いですよね」

ウィルが言うと、皆が口々に同意した。

不愉快な同調だ。

『怖い』とは、恐怖とは、もっとずっと恐ろしいものだ。恐怖は必ず圧倒的に抑圧的に人の心を踏み躙る。

恐怖を感じた時、言葉なんて忘れてしまう。

痛みや苦しみそのものが恐怖の本質ではないからだ。失神から目覚めた時、俺の身体は痙攣するように震えた。言葉はなく、ただ獣みたいに叫んだ。恐怖したからだ。痛みに失神して、目覚めて恐怖した。

「苦しんでいる人に、冷たいことを言ってはいけないよ」

俺が言うとウィルは言葉に詰まった。

「大丈夫、君は、悪くない」

ウィルの頭を撫でながら言ってやると、彼は泣きそうな顔をした。少年達は甘ったれた世界で温くやっているから愛おしいのだ。この嬉しそうな恍惚とした表情を見ると堪らなく気分が良くなる。

何も知らない少年達。

俺が言えばなんでも受け入れる。

「ごめんなさい」

ウィルはそれだけ言って俯いた。俺の言葉のせいで仲間に白い目で見られて俺の言葉のおかげで仲間の輪に戻っただけで彼らの中が歪んで行く。

俺はウィルに特別優しくする。

彼らの関係は小さな社会だ。そこには俺も参加していて手を加えることもできる。

俺は預言者のように厳しく神の子のように慈悲深く笑った。

「今の言葉は、ウィルが苦しんでいる時に必ず返ってくるよ。良い行いをしたね。とても素晴らしい」

少年達は聖なる原体験を得た罪人のように純真な目を潤ませながら頷いた。

ぽつり、ぽつり、ぽつり。

神の雫が俺の渇いた心に沁みると痛みさえ忘れていたその裂け目がじくりと湿って凝結していた血を溶かす。

ノイの泣き声が聞こえた気がした。

せんせえ、たすけて。

せんせえ、おねがい、ゆるして。

嗚呼、そして君は俺を見ない。
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モンハン学園/転校生に、ご挨拶

血塗れの上級生と、ケルビ。

僕は彼らが二人で居るのを、見てしまった。

体育館の2階席の階段下には備品室がある。偶然そこに居た僕は埃っぽい空気に自然と窓を開いた。声が聞こえたのでなんとなく直ぐ下に視線を移すとひと気のないその場所で彼らは妖しく睦み合っていた。

名前を呼ぶだけでそこに愛が溢れ出す、そんな関係に思われた。

心を奪われた、と表現したい。

整った顔。細いけれど引き締まった身体。透き通るような白磁の肌。檸檬色の髪は光を浴びて碧色の輝きを帯びる。暴力を振るえば簡単に負けてしまいそうな華奢な体躯に、それを打ち消す力強い眼差し。

たぶん傍から見れば僕と同じ種類の人間だ。細く、弱く、折れ易い。


【転校生に、ご挨拶】


「ァア?」

ケルビは、しかしながら、その生活態度は最悪だった。

少なくともその点で僕とは違う。

「あの、みんなは春に出してるから、ケルビにも出してもらおうかなって、思って」
「自己紹介なら済んだろ」

大義名分を得て、勇気を持って声を掛けて、僕は10秒で後悔した。ケルビはとにかく態度が悪い。口も悪い。

「僕はケルビのこと知りたいな」

なんでだろう、僕が謙っているのは。

ケルビは僕を睨んだ。大きな瞳を守る長い睫毛は彼の髪と同様に白と緑を合わせた不思議な輝きがある。もっと近くで見たい、と思うのは僕だけではない筈だ。

「俺は知られたいと思わねえ」

僕の手は震えていた。手には自己紹介カードが握られている。これは、このクラスの皆はもう書いているものだ。春にそれを冊子にして配った。

新しいクラスメイトにもこれを書いて欲しいと思った。

新しい仲間。

楽しい生活を共に送る仲間。

きっと不安だろうから、知っている人が誰もいないところで、自分以外の皆が知り合っている教室で、慣れない生活をして、きっと孤独だろうから、きっと一人で頑張るだろうから、きっと、きっと。

僕の目には涙が浮かんだ。

「うぅ、ごめん。僕、勝手に……」

駄目だ。どうして僕ってこうなんだ。思い込み、勘違い、余計なお節介。

嫌われた。

ケルビに嫌われた。

「リノをいじめたらイケナイよ、ケルビ」

僕に救いの手を差し伸べたのはアグナコトルだった。より正確に描写するならば、貴公子の如く気品高く優美に、騎士の如く毅然として勇敢に、僕が泣いてしまったから一層悪者然としたケルビを戒める賢者のように、声を掛けてくれた。

疾うに涙は溢れ出していた。

もっと端的に言ってしまえば、情けないことに、僕は泣いている、ということです。

アグナコトルは僕の頬に触れて涙を拭った。

その所作に思わずどきっとしたことは誰にも言うまい。潔癖なアグナコトル本人に知られてしまったら涙を拭って庇ってもらうどころか二度と口をきいてもらえないに違いない。

クラスの委員長であるアグナコトルは揉め事や煩わしい厄介事を嫌うけれど、それで知らん顔しないところをクラスの皆が信頼している。

「いじめてねえ」
「そうかな。客観的には、というより俺からしたら圧倒的にケルビがリノプロスをいじめているように見える訳だけど」

ケルビがアグナコトルから僕に視線を移した。

「えっ。お前、なんで泣いてんの」

ケルビは映画のクライマックスに潜むどんでん返しを知ったかのように驚きの表情を見せた。

「う、ごめん……」

謝る他にはない。

高校生になったら泣いたりべそをかいたり、自然とそういうこととは縁がなくなるものだと僕は思っていた。しかし現実は斯くも残酷だった。

涙は、まだ止まっていない。

「なんで泣いてんの」

ケルビは狼狽えた様子で、僕が泣いている理由は心底わからないといった様子で、嘘がバレた彼氏が間に合わせにする謝罪みたいな「ごめん」を呟いた。

「俺、なんか、した?」

ケルビはそれをアグナコトルに尋ねた。

アグナコトルは苦笑している。ケルビを見て、僕を見て、やはり困ったように笑った。

「なあ、俺、そういうの、わかんねえからさ。曲げらんねえもんはあるけど、言えば済むことの方が多いじゃねえか」
「うん」
「なんだ。俺の何が怖かった?」

ケルビは頭を掻いて、ばつが悪そうに言った。

なんだか、それだけで、僕の報われない思いは何処かへ飛んで行ってしまった。

ああ、やっぱり、綺麗だからだ。

心が洗われる程、綺麗だったからだ。

「僕はただ、友達に成りたかっただけだよ」

そしてその睫毛に戯れる光の粒を自分のものにしたかっただけだよ。

ケルビは「それでなんで泣くんだよ」と溜め息混じりに言ってから僕の手を取って握手した。その手の華奢なところが僕には照れくさかった。

陰陽師/現代パロディ/博雅と歌姫(前編)

※夢枕版 陰陽師
妄想設定




晴れている。月の光が真っ直ぐ伸びて、博雅は淡い光の道で月と繋がれていた。

「梅が咲いたな」

博雅はしみじみと言った。視線は外へ向けたままで、同じ部屋に座る晴明に言ったわけではない。晴明もそれをわかって特に返事を返すこともない。

「季節って本当に不思議だよな」

博雅は溜め息のようにそう呟いてから、今度は「ああ、困った」と漏らした。

「何が」

晴明は面白そうな顔で空かさずにそう言った。面白そうな顔と言っても晴明の口元には常と変わらない微笑が浮かぶくらいで傍から見れば特に変わりない。しかし博雅には確かに『面白そうな顔』と見えた。

「何がって?」

博雅は平静を装って言ったが晴明には博雅の動揺が楽しくてならない。

「お前が『困った』と言ったから、『何がだ』と尋ねただけだ」
「そう。俺そんなこと言った?」
「今日はそのことでうちへ来たんだろう」
「それは、まあ、それもあるね」

博雅は言い難そうにしている。

「お前が花やら月やら綺麗だと言う時はさ、大体、」
「待て、ちょっと」

博雅が晴明の言葉を遮って晴明を見ると、晴明が『面白そうな顔』でいるのが見えた。晴明はその顔で、しかし器用に怪訝そうに片眉を上げて博雅の言葉を待っている。

「その続きを言うなよ」

博雅は慎重に言った。

「俺がなんて言おうとしたかわかったのか?」
「わからない。しかし、言わなくて良い」
「『花やら月やら綺麗だと言う時は』、」
「言うなよ!」

博雅が声を荒くしたので、晴明は流石に口を閉じた。

「すまない。つい……」

博雅は丸で自身が誰かに怒鳴られたように項垂れた。眉尻を下げて申し訳なさそうに晴明をちらりと見上げて、「こうなるから言うなって言ったのに」と拗ねた子供のように呟いた。

「それで、つまり、話しとはなんだ」

晴明は優しげに言った。

「人が、来るんだ」
「ほう」

博雅は言い難そうに言葉を詰まらせて、「今のところ、俺には覚えのない人なんだけど」と付け加えた。

「知らない人だったからさ、俺も最初の時は名前を聞いたんだけど、何故か返事をくれない」

博雅はそんなことを話し出した。




【博雅と歌姫(前編)】




ことの始まりは1月も前のことである。誰から聞いたのか、博雅が持つプライベート用の携帯電話に送り主のわからないメールが届いた。内容は空欄だがタイトルに『昨日は、誠にありがとうございました』とだけ書かれていた。

「どなたですか」と返信をしたが、再びメールが来ることはなかった。

数日して博雅は校内でよく知らない人に挨拶されていることに気付いた。はっきり目を合わせて微笑みかけられるので自分のことを知っているだろうとは思ったが、思い返しても覚えがない。

博雅はなんとなくメールのことが頭に浮かんだ。

「俺にメールをくれた子?」

思い切って、尋ねた。

博雅は思ったら直ぐに行動に移すタイプの人間だ。この時もメールのことが頭に浮かんでそれと同時に声を掛けていた。

「大変申し訳ないことに、俺、あなたの名前をちょっと思い出せなくて。お名前をお聞きしてもいいですか」

博雅は子供の頃から物覚えは良い方で、人の名前や顔を忘れることは余りない。特に美しい女性の名前は忘れられないものだ、と博雅は目の前の女の子を遠慮がちに見ながら思った。

女は博雅の1学年上か、2学年上のように思われた。

俺は最低だ。

博雅という人間は、そう思っていることが顔にそのまま表れる男である。そんな博雅の馬鹿正直な感情表現を見た女は柔らかく笑って口を開いた。

え?

博雅は女の言葉を聞き逃したものだと思ったが、違う。女は息を吸って口を開いたが何も言わなかった。

「どうしたの。大丈夫?」

女の少し悲しげな、苦しげな表情を見て博雅は心配そうに尋ねた。

声を失った女と同じように、博雅もまた苦しげだ。

「大丈夫?」

もう一度尋ねたところで女は何処かへ消えていった。廊下の先、何処かの教室にでも入ったのかと思って覗いてみるが見当たらない。その女は博雅から探しても全く探し当てられないのだが、向こうは不意に現れては消えてしまう。

そんなことが数度あった。

害がないので放っておいて今日まで1月も続いている。

「そういうことだ」

博雅はぶっきらぼうに事の経緯を話した。

晴明はにやりと笑った。

「やはり女の話しか」

博雅は顔を少し赤くして「だから言い難くなると思って、あんな風に怒鳴ったんだ。お前が悪い」と悪態をついた。

「俺はもっと、ちょっとした出来事として話す積もりだったんだ。お前がからかうから、余計に、変な話しをしたようになった」
「ごめん、博雅」
「分かっててやってるのに、お前は酷い」
「そう言うなよ。その話し、どうにかしたいんだろう?」

博雅は眉間に皺を寄せて晴明を睨んだ。

「悪意があるとは思えないし、だからどうにかしたいって程ではなくて」
「女につれない態度を取ったんじゃないのかなあ」
「そんなことない」
「いいや。お前のことだから気付かないでやったんだろう」

博雅はいじけて口を尖らせた。

「やはりお前は酷い」

晴明は博雅の肩に手を置いて耳元で囁くように謝罪した。

「ごめん、ごめん、博雅」
「酷い」
「俺も少し考えるから、ほら、拗ねるなよ」
「もう良い。困ってない」

晴明は博雅に身体を近付けた。ほとんど顔と顔とがくっつく距離である。

「お前が困ってなくたってなあ、そんな風に困った顔をされたら、放っておけないだろう」

晴明は赤い唇に薄く笑みを浮かべている。

「お前が色んな女に片思いするから、嫉妬したんだ。ごめん、許してくれ、博雅」

博雅は顔を赤くして晴明から距離を取ろうと試みた。晴明の細い身体に手を突いて。晴明の涼しい目元を睨み付けて。

博雅の力ならばちょっと押せば簡単に晴明を突き飛ばしてしてしまえる。

「お前は、酷い」

しかしながら博雅は、そう力無く言って、脱力した。



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