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福塩線 通し客がいない指定日運転列車

<記録> 2012年9月01日(土) 概ね曇
大阪D 06:00−快速223系12連→07:28
F姫路E(足許3〜6) 07:32−黄色4連2両目モハ114-1177→急病人発生の為に高島で数分停車して09:07発車→09:14(定刻は09:08)
@岡山 @ 09:57−快速 黄色4連4両目クハ117-17→10:47
E(上りホームへ到着後、11:05に折り返し)福山(改札で岡山支社冊子式3月改正時刻表を受け取る)G 11:20(約60名乗車)−黄色2連2両目クモハ105−3→12:02(約25名降車)
@府中A 12:09−指定日のみ運転.キハ120 325単行→13:55
A三次@ 14:03−2連1両目キハ47 3009→15:48 H広島

冒頭のJR神戸線、朝2番快速に乗車の予定にしていたが、起床直後の5時過ぎに大阪市降雨情報を見てみると、神戸市付近で猛烈な降雨。 雨雲が移動してきて、自宅から最寄駅まで歩いているときにびしょ濡れにはなりたくないので、曇天下を慌てて繰り上げ出立。 出かける前に自宅で済ませるつもりにしていた朝食を、大阪府・兵庫県を跨ぐ車内で頂戴する。 (実際、西宮市内〜神戸市東部にかけては、相当な雨に見舞われる。)

姫路駅では暫し寛ぐというのも考えてはみたが、快速降車後、同一ホーム向かい側に停車中の黄色い国鉄電車へ急いで乗り込むと運よく着席することができたので、ホームからの階段を降りることは取り止め。 (大阪からの12両編成。 前から3両目の中・後扉は、姫路での迅速乗換には不便。)

今回の兵庫・岡山県境越え列車は、途中で特急スーパーいなば2号に抜かれるのみならず、あたかも順法闘争のように矢鱈とノンビリとした運行で、10分以上も余計に時間をかけて岡山へ向かう。 よって行路前半で5分前後の乱れが生じたとしても、岡山駅到着までに遅れをとり戻すことは十分可能。 しかし東岡山を過ぎてからの遅延には対処不能。 指定券を確保している新幹線への乗換ができなくなるのではないかと不安そうな姿を車内で見かける。 結果論ではあるが、見通しが経っていないままに小駅の高島で7分停車するくらいならば、岡山駅まで所定どおりの運転をしたほうが、件の急病人にとっても、その他大多数の利用者にとっても、皆さん幸福だったのではないだろうか。 (現場や運行指令室で苦渋の判断をされた方々の心中は察するけれど。)

岡山駅、事前構想よりも小休止時間が拡大したので、駅構内散策時間がふんだんに。 BC番線(上り列車)発着ホームでは、間もなく開催される赤穂線50周年記念式典の本番直前打ち合わせ。

下り午前としては今や1本だけの快速サンライナー(始発=午前最終列車)ワンマンカー、倉敷を過ぎると最後尾車両の車内は閑散。 終点福山では上りホームへ到着(折り返し11:05発快速サンライナー岡山行きとして運用)する117系。 ∴10:50発普通糸崎行きへの乗換は、階段降昇を要するので余裕なし。 岡山駅改札では在庫を切らしていたので、(駄目元と思いつつも)声をかけ辛かった福山駅改札にて、岡山支社冊子式時刻表を僥倖にも入手。

福塩線下りに乗るのは今世紀初。 昼前の元々利用者が少ない時間帯とはいえ、2両ワンマン電車の車内は、僅かばかりの下校生徒を含めても漸次閑散。 道上駅間−万能倉駅間の新駅設置構想については、進展しているという話を耳にしない。 終点では行き止まり線に到着。 出場・乗換いずれも、階段利用不要なのは評価したい。

今回のメインイベント、2012年3月改正(改悪)で廃止されつつ、通学需要が見込まれる日に限って存続されている、白昼の福塩線ディーゼルカー。 府中駅では改札正面に停車。 制服着用の生徒3名を含む総勢15名の利用者を乗せて非電化区間の旅はスタート。 
下川辺 2名降車・1名乗車 (発車後の車内は14名)。
河佐  7名降車 (7名)。
上下  4名降車 (3名)。 分水嶺区間が車内最閑散。
甲奴  3名乗車 (6名)。
梶田  1名降車 (5名)。
安田  1名乗車 (6名)。
吉舎  3名降車・2名乗車 (5名)府中からの乗客は遂に1名のみに。
三良坂 1名乗車 (6名)。
塩町  5名乗車 (11名)。
八次  4名降車 (7名)。
同じく指定日のみ運転の三次発府中行と交換した備後矢野。 双方とも停車時間が短く、駅舎で販売のうどんには誰も手を出せず。 列車を見つめる店員さんの目が恨めしそうに感じられたのはこちらの思い過ごしか。




井笠鉄道 2012年10月末でバス事業を廃止

笠岡市を拠点に福山、井原市などで路線バス事業を展開する井笠鉄道は2012年10月12日、今月末でバス事業を廃止することを明らかにした。
人口減や長引く不況で運賃収入が減り、事業の継続が困難になったため。
76系統のうち一部の主要路線の運行は、11月1日から中国バス(福山市)などに要請している。
どの路線が継続されるかは週明けに明らかにされる見通しで、利用者の間に不安が広がっている。
12日付で中国運輸局岡山支局に事業廃止届を提出した。
笠岡市内の本社で会見した関藤篤志社長は「地域の皆さまに不便、ご迷惑をお掛けする」と陳謝。
2012年3月末時点の負債総額は約32億3600万円としたうえで「赤字経営が10年以上続き、自主再建を断念せざるを得なかった」と説明した。
中国運輸局によると、全国の乗り合いバス事業者の7割が赤字経営。
中国地方では、今年4月に呉市営バスが広島電鉄(広島市中区)に全路線の運行を移管した。
2006年12月には、中国バスが両備バス(岡山市)の全額出資する新会社として再スタートするなどの動きがあった。 
井笠鉄道によると、福山―広島など高速バス3路線も中国バスに事業継続を打診。
貸し切りバス事業は、中国バスと北振バス(岡山県矢掛町)に要請した。
全従業員158人には同日、月末で解雇すると通知した。
中国バスや北振バスに再雇用を依頼している。
(中國新聞、2012年10月13日)

岡山県西部と福山市で路線バスを運行する井笠鉄道は2012年10月12日、経営不振によって今月末でバス事業を廃止することを決め、中国運輸局岡山運輸支局に事業廃止届を提出した。
同社は自主再建を断念し、会社の清算手続きに入る。 
全76路線(高速バス5路線含む)のうち主要路線は11月から来年3月までは道路運送法に基づく臨時措置として、両備グループの中国バス(福山市多治米町)に引き継ぎを要請しており、同社も応じる方向。
具体的な継続路線は今後詰めるが、廃止や減便となる路線が出るのは避けられないとみられる。 
井原市と浅口市の循環バスは北振バス(岡山県矢掛町)が運行を引き継ぐ。 
井笠鉄道の路線バスはピークの1967年度には1575万人の利用があった。しかし、マイカー普及や沿線の過疎化などで11年度は213万4000人まで低下。
売り上げに当たる営業収益は同年度で9億200万円で、国や自治体から2億1910万円の補助を受けたものの、4200万円の最終赤字を計上した。
負債総額は同年度末で約32億33600万円。 
会見した関藤社長は「地域の公共交通を守りたいとの一心で事業を続けてきたが、これ以上は難しいと判断した。利用者や従業員に迷惑を掛けることになり大変申し訳ない」と話した。
嘱託を含む従業員158人の雇用継続も中国バスなどに依頼している。
(山陽新聞、2012年10月12日)
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