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JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が初めて尾道市に停車し、大勢の地元の人たちが出迎えました。
今月(2017年6月)17日に運行が始まったJR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風」が26日、広島県内では初めて廿日市市の宮島口駅に到着し、大勢の市民らが出迎えました。
JR西日本の豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」が(2017年6月)26日、県内で初めての立ち寄り先となる宮島口駅(廿日市市)に現れた。
宮島口駅のホームにグリーンの車両がゆっくり近づくと、地元の保育園児ら約500人が小旗を振って歓迎した。
同駅では瑞風の運行に合わせて、駅舎正面の壁を開放感あるガラス張りに改装した。
瑞風の先頭車両を模した乗客専用の出入り口も設けた。
瑞風は山陽線、山陰線を上下する1泊2日と2泊3日の計5種類のコースをめぐり、乗客は1日1駅で途中下車する。
この日も乗客は、送迎専用の「瑞風バス」とフェリーで厳島神社を訪れ、舞楽を鑑賞した。
駅で小旗を振っていた廿日市市の泉淳郎さん(69)は「外装も豪華ですね。いつか乗ってみたいです」と話していた。
宮島口駅に到着する直前には大竹駅(大竹市)のホームでも、市職員たちが手すきの「大竹和紙」で作った2匹の大きなこいのぼりを掲げて歓迎した。
ひごいの長さは約5・2メートル。大竹和紙を使ったこいのぼりを作ることができる唯一の職人、大石雅子さん(84)=大竹市元町=が、20年以上前に市に寄贈したものだ。
まごいは長さ約1・5メートルあり、5月に市の職員が大石さんに教わりながら作った。
大竹和紙の特徴は、厚みのあるその手触り。大竹周辺が原料となるコウゾの生産に適していたため、古くから地場産業として栄えた。
最盛期の大正期には市内に1千軒を超える製紙家がいたが、機械化が進み、現在は39人まで減ったという。
こいのぼりを掲げる準備は、伝統文化の継承に取り組む市教委生涯学習課の職員たちが進めてきた。
課長の小田明博さん(52)は「大竹和紙をたくさんの人に知ってもらえば、職人の担い手不足を解消できるかもしれないと考えたんです」と明かす。
瑞風の車内で、大竹和紙の絵はがきを販売できないか。
課内では、そんな企画も温めているという。
■ご当地キャラも勢ぞろい
瑞風が27日に立ち寄る尾道駅でも、歓迎の準備が進む。
到着は午前8時過ぎの予定で、地元の児童らがホームに並んで出迎える。
近隣の「ご当地キャラ」たちもここぞとばかりに勢ぞろいする。
因島のはっさくん、三原市のやっさだるマン、福山市のローラをはじめ、三次市や世羅町からも。
約10体が駆けつけ、「瀬戸内の十字路・尾道」の演出に一役買う予定だ。
乗客はすぐに尾道水道などを楽しむ船旅へ向かうため、「おもてなし」の時間は限られる。
海の見える駅前の芝生広場にお土産品や特産品を並べ、日本遺産などを紹介した写真パネルも展示して地域の魅力を精いっぱいアピール。
「次はゆっくりと足を運んでほしい」と呼びかける。
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