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南阿蘇 鉄道支援で3セクが復興祈念の切符を発売

地震で深刻な被害を受けた熊本県の「南阿蘇鉄道」を支援しようと、千葉県の房総半島の内陸を走るいすみ鉄道などが「復興祈念切符」を発売しました。

「復興祈念切符」は、いすみ鉄道をはじめ、茨城県・秋田県・鳥取県にあるいずれも第3セクターの鉄道会社4社が共同で発売しました。
このうち、いすみ鉄道では3つの駅で売り出していて、千葉県大多喜町にある大多喜駅では、発売を待っていた鉄道ファンの人たちなどがさっそく買い求めていました。
南阿蘇鉄道は、地震による土砂崩れで線路が押し流されるなど深刻な被害を受けたため、全線で不通が続き、復旧の見通しは立っていないということです。
「復興祈念切符」は、南阿蘇鉄道の全区間の乗車券と各社の駅の入場券がセットで1000円で販売され、このうち700円が南阿蘇鉄道の支援にあてられるということです

切符を買った鉄道ファンの男性は、「あれだけの災害ですので、少しでも力になりたい」と話し、小学生の男の子は、「復旧に向けて頑張ってほしい」と話していました。
いすみ鉄道の鳥塚亮社長は、「阿蘇の雄大な景色の中を走る南阿蘇鉄道に、絶対に復活してもらおうと、われわれも応援しています」と話していました。

(NHK千葉 2016年04月29日 15時48分)

<追記>
本件、2016年5月4日放送のTBS系「ひるおび」やテレビ朝日系「報道ステーション」などでも取り上げられました。

金沢で 臨時駐車場からのバス代を無料化する制度を導入

石川県は、大型連休期間中の金沢市中心部の交通渋滞を緩和するため、金沢市郊外の臨時駐車場からJR金沢駅まで、路線バスを無料で利用できる制度を初めて導入することにしました。
石川県は、この大型連休期間中、金沢市中心部に乗り入れる自家用車の台数を減らして交通渋滞を緩和しようと、金沢市鞍月の県庁など郊外の5か所に、観光客向けの臨時の駐車場を設置します。
そして、この駐車場を利用した人を対象に駐車場周辺のバス停からJR金沢駅までの区間を運行する北陸鉄道の路線バスに、無料で乗車できる制度を初めて導入することにしました。

ことしは、特に観光客の数が増えると見込まれている5月3日と4日の2日間県庁やIRいしかわ鉄道の「東金沢駅」近くなど郊外の5か所に臨時の駐車場を設置し、利用者にバスの回数券を配布するということです。
県は、こうした取り組みを通じて自家用車は郊外に止めて街の中心部には公共交通機関で向かう「パーク・アンド・ライド」を普及させ、金沢市の中心部を快適に観光してもらいたいとしています。

(NHK金沢 2016年04月29日 19時09分)

名松線 活性化へ連休に無料バスを臨時運行

3月におよそ6年半ぶりに全線で運転を再開したJR名松線の利用者を増やそうと、津市は大型連休の期間、終点の伊勢奥津駅と観光名所を結ぶ無料の臨時バスを運行することになりました。
名松線は、台風による被害から復旧し、3月におよそ6年半ぶりに全線での運転を再開しましたが、沿線の人口が少なく利用者をどう増やすかが課題です。
そこで名松線の利用促進に取り組んでいる津市は、大型連休の期間、終点の伊勢奥津駅から道の駅美杉を経由して、室町時代の庭園が残る北畠神社までの無料の臨時バスを運行することにしました

臨時バスは29日から5月8日まで名松線の列車に接続する形で1日4往復運転されます。
JR東海によりますと、名松線の全線再開後の利用者は増加傾向だということで、津市は沿線の観光資源を活用してさらに利用を増やしたいとしています。

(NHK津 2016年04月28日 14時04分)


津市役所の都市計画部交通政策課と美杉総合支所地域振興課によると、
10日間運行の無料バスは所要20分、途中の国道368号線沿いで1ヵ所停車。
マイクロバス2台で最大53人乗車可能!!
伊勢奥津駅前発は09:15・11:15・13:15・14:50。
北畠神社発は10:55・12:30・14:30・16:40。
名松線との乗り換え時間は13〜18分。

自治体が異なるので難しいのでしょうが、個人的には線名由来に合わせて、近鉄大阪線名張駅とのバスを拡充して欲しいですね。 
かつてと異なり、減便となった今では沿線居住者でない限り、1日1往復の三重交通と名松線とを伊勢奥津で乗り継ぐ行程を敢行することは、極めて困難になっていますから。

中央西線名岐トンネル 旧国鉄線路跡を一般公開

愛知県春日井市の山あいで、旧国鉄の線路跡に残るトンネルなどが一般に公開され、新緑を楽しみに訪れた人たちでにぎわっています。
愛知と岐阜の山あいを渓谷に沿って走っていた旧国鉄の中央線は、昭和41年に廃止されましたが、春日井市の市民グループが愛知県側の線路跡、約1.5キロを整備し、毎年、この時期と秋に公開しています。
ことしも4月26日から公開が始まり、訪れた人が色鮮やかな緑の葉の下を歩いたり、線路跡に残る総レンガ造りのトンネルを通ったりして散策を楽しんでいました。
ことしはトンネルとトンネルの間にある広場に市民から譲り受けたこいのぼり20匹が初めて飾られ、こいのぼりが渓谷から吹く風を受けて泳いでいました。
名古屋市守山区から夫婦で訪れた60歳の女性は「トンネルの中は暗かったけど、一歩外に出ると鮮やかな緑が目に入ってきて素敵でした」と話していました。
旧国鉄の線路跡の一般公開は5月1日まで行われ、公開時間は午前9時半から午後3時までで、雨天は中止となっています。

(NHK名古屋 2016年4月29日 09時22分) 


NPO法人の愛岐トンネル群保存再生委員会によると、今回が第17回の特別公開。 
3号〜6号トンネルと廃線跡地、1.7km区間の往復(=3.4km)約2時間の自由散策。
受付は定光寺駅〜3分のテントにて。
見学料は100円になるそうです。 
こういう活動には頭が下がる思いです。

三江線 JRの運行継続も検討

JR西日本が廃止を検討している三江線についてJRと沿線自治体の実務者による協議が美郷町で開かれ、経費の削減などでJRによる鉄道の運行が継続できないか今後、具体的な検討を行うことになりました。
三江線をめぐるJR西日本と沿線自治体の実務者による協議は6回目で関係者28人が出席しました。
前回の協議で鉄道で存続するには地元側に年間約8億5000万円の負担が必要となるなどの中間報告をまとめ沿線の市長や町長などでつくる団体に提出したところ、JRによる鉄道の運行が継続できないか検討するよう指示を受けていました。
協議に出席した島根県地域振興部の穐葉寛佳部長によりますと、三江線の利用者の増加や運行経費の削減によってJRによる鉄道の運行が継続できないかを沿線自治体などが検討し、具体的な案を来月13日の協議に持ち寄ることになったということです。
また、バスに転換した場合についての検討も行われ国や県から補助制度などが説明されました。
一方、鉄道で存続する場合の費用などについての住民説明会を来月中に沿線の6つの市や町でそれぞれ行うことになりました。


(NHK松江 2016年04月28日 22時21分)

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