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片町線 ATSの誤作動で159本も運休に

大阪・大東市のJR片町線でATS=自動列車停止装置が誤作動して電車が緊急停止するトラブルがけさから相次ぎ、上下あわせて159本が運休するなど、ダイヤが大幅に乱れました。
ATSは午後9時前に復旧し、片町線は現在、正常に運転されています。
JR西日本によりますと28日朝8時前、JR片町線の上り線の電車が、四条畷駅の500メートル手前で、線路に設置されたATSが作動したため緊急停止しました。
JRは、異常がないことを確認したうえで、ATSを一時、解除して電車の運転を再開しましたが、その後もATSが作動して後続の電車が駅の手前で止まるトラブルが続きました。
JRによりますと、原因はATSの誤作動で、午後9時前に電子機器の交換を終えてATSは復旧し、片町線は現在、正常に運転されているということです。
このトラブルの影響でJR片町線や接続する東西線などで、上下159本が運休したほか、85本に最大で3時間あまりの遅れが出ました。

(NHK大阪 2016年5月28日 21時49分) 


JR西日本が28年前から「学研都市線」という愛称を定着させても、皆様のNHKとしては今でも「片町線」なんですね。



特選! 名前が違う「歩いて乗り換えできる駅」

急な運転見合わせが発生し、見ず知らずの駅で立ち往生。
困った! どうにかして目的地に辿りつく方法はないか・・・・・・と、抜け道探しに苦労した経験はないだろうか。


ある路線が不通または減便となった際、代わりに他の路線を利用して移動を続けることができる「振替輸送」の制度があるのはご存じのとおり。
それにしても、列車が突然運転見合わせになるのはどんな理由であれ実に困る。


そんなときのためか、鶴見駅の改札口付近の壁面に「接続駅早見表」の案内が出されているのを見つけた。
並行しているJR東日本の京浜東北線と私鉄の京浜急行は、トラブル発生の際には互いに振替輸送が設定されて助けあうことが多い。
そんなもしもの際に役立つのがこのショートカット図だ。


■ 非常時に使える「徒歩でつなげる駅


駅ではお知らせがある際、改札前にホワイトボードで告知が出されることがあるが、それと違ってこの「接続駅早見表」というショートカット図はパネルに常設されている。
日ごろ困って尋ねてくるお客さんが多いんだろうな、と駅員さん達の苦労がしのばれる。

そこで、今回はいざというときに実用性の高い、都市部で徒歩連絡できるショートカット・ルートを実際に歩いてみることにした。

都市部では駅と駅との距離が短いところが多く、歩いて辿りつけそうなルートを意外と簡単に見つけることができる。
鶴見〜京急鶴見や川崎〜京急川崎など共通の地名が入っているものは面白みがないので、歩けるほど近いのになぜか名前が違う「近接異名駅」に絞った。

■東神奈川駅(JR京浜東北線)-仲木戸駅(京浜急行)
<距離>約100m
近接異名駅・徒歩ショートカットの初級者コース。
仲木戸駅上りホームから東神奈川駅の改札口へはペデストリアンデッキで直結、格段に歩きやすくなった。
2010年に羽田空港へ向かうエアポート急行が新設された際、仲木戸駅も急行停車駅に格上げされ空港アクセスとしても実用的な乗換ポイントとなっている。
この2駅は、定期券の場合は通しで買える連絡運輸が設定されているが、きっぷの場合はここで両線を乗り継ぐ形での購入はできない。

■牛田駅(東武鉄道)-関屋駅(京成電鉄)
<距離>約40m
改札を出る前から向こう側にもう別の駅名が見える! 
この牛田駅〜関屋駅を歩いてみて分かったのだが、なぜ異名駅なのか不思議なくらい2駅の近さに圧倒される。
道を挟んで約40m。
別会社・別路線の2駅だが、連絡運輸が行われる乗換駅(連絡駅)扱いとなっているため、ここで徒歩接続することを前提としたきっぷも購入することができる。

■ 本来の乗換駅より楽? なパターンも

■新川崎駅(JR横須賀線)-鹿島田駅(JR南武線)
<距離>約600m
1980年、品鶴貨物線のルートに横須賀線が走り始める際、南武線・鹿島田駅のすぐそばに横須賀線・新川崎駅が開業した。
この2駅の途中には2015年3月にオープンした商業施設「新川崎スクエア」があり、現在工事中のぺデストリアンデッキが完成すれば楽々徒歩連絡が可能になる。
しかしながら、この2駅は制度上の乗換駅(連絡駅)ではないことが、両駅の随所で案内されている。
隣の武蔵小杉駅が乗換駅のため、横須賀線・湘南新宿ラインから南武線に乗り換えるならそちらを利用するのが料金的にお得。
しかし武蔵小杉駅はお互いのホームまでの距離がだいぶ離れており、大人の私の足でも歩いて8分以上かかった。
同一駅の構内と考えると、これはやっぱり遠い。

■新松戸駅(JR武蔵野線・常磐線)-幸谷駅(流鉄)

<距離>約100m
流鉄の幸谷駅はJR武蔵野線・常磐線の新松戸駅からほど近く約100mの距離にある。
乗換駅として機能しており駅にも簡単な案内が出ているが、隣駅の馬橋駅で常磐線と接続しており、ここでは連絡運輸は設定されない。
JR新松戸駅は1973年に武蔵野線開業当時、終着駅としてスタートしたが、実は幸谷駅のほうが12年ほど早くこの場所に駅を構えている。

■ 接続駅の図はこの路線にも・・・

西日本を旅した際、阪急電鉄の駅で冒頭の鶴見駅と同様の「振替輸送のご案内」というショートカット図をみつけた。
こういう図を見つけると否応なしにテンションが高まってしまう。
こちらは所要時間ではなく、およその距離が書かれている。


ここはJR東海道線(京都線)と阪急電鉄・京都線が並走する区間。
このようなパネルがあるということは関東のケース同様、片方にトラブルが発生した場合に振替輸送が行われることが多いのだろう。
このパネルで気づいたのはSuicaとのルールの違い。
定期券でないSuica入場は振替輸送の対象外だが、振替輸送開始前に既に入場を済ませたPiTaPaやICOCAは振替乗車の対象となるのだ。


紹介したもの以外でも、小田急・豪徳寺駅〜東急世田谷線・山下駅や、京王・若葉台駅〜小田急・黒川駅などその地域の人なら当たり前に知っている「近接異名駅」がどんどん見つかりそうだ。
緊急時のルートとして地図で見つけて納得するだけでなく、実際に歩いて人の流れやお店の彩り、坂道の有無、昔の姿を留める痕跡などを発見しながら街と鉄道を五感で味わう「ほんの数100mの小さな旅」を楽しんでみたい。

(東洋経済オンライン 2016年5月22日 06:00)


「街と鉄道を五感で味わう「ほんの数100mの小さな旅」を楽しんでみたい」、という文末の言葉が心地よいですね。
「定期券でないSuica入場は振替輸送の対象外だが、振替輸送開始前に既に入場を済ませたPiTaPaやICOCAは振替乗車の対象」
運行異常時のICカード取り扱いでも、関東と関西では差異があるのですね。

納税の お礼の品に鉄道部品

埼玉県所沢市は、ふるさと納税のお礼の品に地元を走る電車で実際に使われていた車両の部品を新たに加え、5月27日から数量限定で受け付けます。

ふるさと納税は寄付した金額の一部が税金から控除される仕組みで、全国の自治体がお礼の品として、地域の特産品などを用意していて、利用者が増えています。

こうしたなか、所沢市がお礼の品に新たに加えたのは市内に本社がある西武鉄道の路線で、40年近くにわたって走っている2000系のつり手や車内放送装置、それに車両の番号が書かれた点検扉などです。
市は、これらを8セットに分けて、27日午後1時から、ふるさと納税のホームページ上で、先着順で受け付けを始めることにしています。

所沢市財政課の中澤宏和主査は「なかなか手に入らないものなので、これをきっかけに、所沢市のふるさと納税に興味を持ってもらいたい。ふるさと納税を利用してもらうため、これからも魅力のあるアイテムを掘り起こしていきたい」と話していました。

(NHKさいたま 2016年5月27日 8時01分) 


20世紀の後半50年間、浦和放送局として親しまれてきた埼玉県のNHK。 21世紀に入って局名が平仮名へ全国で唯一改称されてから早や15年。
当日のニュースチェック11では、トレンドワードとして「鉄道部品」を取り上げていたようですね。
鉄道ファン以外のかたにも「シャキシャキ」理解を深めてもらえたでしょうか。

三江線 バスの際の経費を報告へ

JR西日本が廃止を検討している三江線についてJRと沿線自治体の実務者による協議が美郷町で開かれ、鉄道を廃止してバスに転換した場合の費用やルートなどについて沿線自治体の市長や町長でつくる団体に報告することになりました。
三江線をめぐるJR西日本と沿線の実務者による協議は8回目で関係者30人が出席しました。
協議には、公共交通に詳しい専門家として島根大学と島根県立大学の2人の准教授も初めて出席しました。
出席した島根県地域振興部の穐葉寛佳部長によりますと、協議では、鉄道を廃止してバスに転換した場合の初期費用や年間の費用、それに運行ルートや本数などについて報告書としてまとめ、沿線の6つの自治体の市長と町長で作る団体に近く報告することになりました。
一方、専門家からは、住民の日常的な利用が少ない現状のまま観光客の観光客の利用の増加を進めても鉄道を存続させるのは難しいとの指摘が出されれたということです。

(NHK松江 2016年05月26日 22時17分)

JR 岡山駅で架線確認 各線早朝列車が運休

3時02分頃より岡山駅で架線の確認を行なっているため、山陽線(岡山⇒上郡方面)、赤穂線、瀬戸大橋線並びに宇野線で運転を見合わせています。
運転再開の目処は立っていない。
影響線区
山陽本線 上郡から 岡山まで 運転見合わせ
赤穂線 播州赤穂から 岡山まで 運転見合わせ
瀬戸大橋線 岡山から 児島まで 運転見合わせ
宇野みなと線 岡山から 宇野まで 運転見合わせ


(JR西日本 2016年5月27日 05時33分更新)

第一報は03時02分。
05時02分更新時点では、
運転再開は、5時30分以降となる見込みです。
※なお、現地の状況によっては運転再開見込み時間は変わる場合があります。」
と記していました。
しかし(恒例の)状況悪化を受けて、つい慌ててしまい、
運転再開の目処は立っていない。」
という表記をしてしまったようです。

<追記>

JR岡山駅構内で貨物列車が27日未明からパンタグラフの故障で立往生したトラブルで、JRは山陽線などで通勤時間帯を中心にダイヤが乱れ、特急列車を含むあわせて59本が運休し、およそ1万7000人に影響が出ました。
JR西日本によりますと27日午前3時頃、香川県から大阪府に向かっていた21両編成の貨物列車がJR岡山駅を出発して130メートルほどのところで車両の上部から異音が聞こえたため、運転士が列車を停止させました。
現場を確認したところ車両の2つのパンタグラフが故障していたほか、100メートルにわたって架線の金具が外れるなどの損傷がみられたということです。
貨物列車は駅構内で立往生し、山陽線、赤穂線、瀬戸大橋線、宇野線が始発から最大3時間にわたって運転を見合わせました。
この影響で特急を含む59本の列車が運休したほか、多くの列車に遅れが出て、あわせて1万7000人に影響がでました。
JR西日本とJR貨物は27日午後、会見を開き「列車の故障によって多くの乗客に多大な迷惑をかけたことをおわびします」と謝罪しました。
両社によりますとパンタグラフの故障や架線の損傷の原因はまだわかっておらず、引き続き調査を行うということです。

(NHK岡山 2016年05月27日 22時34分)

 

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