最終話
シグマサーキュラーはアッサリと倒されてしまいましたな…。まさかのタイトル前の決着。
むしろハートとの戦いに時間を取りたいからでしょうね…。
ハート…(;_;)
人ならざる存在が人に近づくのは悲劇しか生まないんだろうか?
仲間全てが消え去り、望んだグローバルフリーズも「下劣な科学者」に利用され自ら潰してしまわなければならなかった。
それでも進之介との決着を望んだのは自身の矜持か、倒されるのを覚悟したが故か…。
「最後に新しい友達ができた…人間の…」
あのハートの表情は笑顔だけど、雨のせいで泣き笑いのようにも見えた…。
その後の
「3時35分、ロイミュード、108体全て撲滅完了…」
敬礼する進之介と霧子の表情も複雑なものだったな…。
クリムとの別れも致し方ないのか。
強大な力は持つ人間の心次第で善にも悪にもなる。
ドライブだけじゃなくマッハの装備も全て封印か…。剛はチェイスの残したライセンスとシグナルチェイサーは自分で持ち続けるみたいだけど。
特状課の面々のその後も凄いものが。
本願寺課長は警視副総監。りんなさんはノーベル賞受賞。究ちゃんは作家。現さんは警部に昇進、後に捜査一課長。
剛は写真家として成功をして。
進之介と霧子には特に言及がなかったけど、来週に明かされる?
まさかのチェイスのモデルになった人間登場!
白バイ警官だったか。性格まんまだ(笑)名前が演じている上遠野君ぽいのはスタッフからのご褒美か只のお遊びか…(^_^;)
これにて刑事にして仮面ライダー、泊進之介の物語は終了。
一年間、楽しめたし全部のキャラクターに感情移入できたのも久しぶりな気がする。
ドライブに関わった役者さん、スタッフさん全てに感謝。ありがとうございました。
ハートとの共闘から決着が着くまでの流れや、ベルトさんとシフトカー達とのお別れがとても印象に残ったけれど…
ゴーストの登場にも驚かされました。
あのような登場の仕方は特別編を除けば、初めてになりますかね。
因みに、私はドライブのエピソードの中では072の回が一番お気に入りです。
本当に悲しくも綺麗なラストを向かえた最終回でした。
ゴーストはちょっとひねった出かたでしたね。あれはハートが進之介の体を救ったのに対してゴーストは魂を救ったのでは?との考察を見て成る程、と思いました。
…本当はストーリー的にはおかしいなって思いましたけど(^_^;)
072と言うと「西城究はいつからロイミュードだったのか」ですかね?あれも人間とロイミュードの共生は可能か?ってのを描いた話でしたから、実はかなり前からロイミュードの悲劇を思わせる話があったと気づきます…。
三条さん上手いなぁ…。
キョーダインやアクマイザーみたいに、悪役にされるのは勘弁ですが・・・
ハートの命は救えなかったのですが、心は救えたのではないかと・・・
そこだけが見ている側の救いです。
父親に人生を翻弄された剛ですが、ハーレー博士という、「本当の父親」がいた事を気づかせてくれて、これで安心です。
Kとの絡みは欲しかったです〜(笑)ここ最近の過去のヒーローの登場の仕方を見てると悪役の可能性も有りそうですけどね〜。
確実にハートの心は救われたと思います。新之介の心にも視聴者の心にも残ったはずです!
剛とハーレー博士のは良かったですね〜。ちょっと破天荒ですが実の父親より心が通じてるハーレー博士の方が剛にとっては最良の父親ですね...。
「悪人は滅びない。でも俺は絶望しない。刑事として、仮面ライダーとして市民を守り続ける」
最終話の進ノ助の台詞は、正にこのドライブという作品その物でしたね。
仁良や001がメインの中盤あたりの展開や、
進ノ助の殉職や指名手配などもされてるのに、ドライブ世界の一般市民の声がイマイチ書かれなかった事など不満点も0ではありませんが、
いざこうして綺麗に終わってみると上記の様な不満点もあんまり気にならなくなるのが不思議です。
ドライブは鎧武のような大人数のライダーや誰が何時死ぬか分からない緊張感はありませんでしたが、悪と戦い正義を貫くという方針を変えず走り抜いた点はスッキリしました。
そして、優しい心を持つものならば例え怪人でも手を差し伸べる、本当に最後まで徹底されたヒーロー像など、やはりこう言う作品は今でも必要なのだと感じてます。
明日はいよいよゴースト放送開始。はたしてどんな伝説を見せてくれるのか。
あう!?わざわざここまで遡ってのコメントありがとうございます。
進之介は仮面ライダーであると同時に刑事、というスタンスを貫き通した存在でしたね。自らの私情に流されかけても刑事としての信念が引き留める強さがあった。
市民の声が描かれないのはヒーロー物の苦しいとこですかな...。そこまで拡げてしまうとシナリオや構成が大変ですし、よく建物が破壊されてるけど、あれはその後どうするんだってなりますから(^^;)
余談ながらアメコミにはヒーローと悪役で破壊された街を修復する専門職があって、それが[ダメージコントロール]というコミックスになっております。
鎧武は迷い続けてヒーローとなったのに対してドライブは最初からヒーローの素養を持った物が周りに影響を与え、または与えられて一歩一歩目指す方向に進んだ...だからハートやメディック、ブレン、チェイスの心にも届いた気がします。
最後の最後まで自らの保身の事しか口に出来なかった蛮野とは真逆ですよね。
さあゴーストはどんな物語を魅せてくれるか楽しみですね!