HERE TODAY DIARY Season2

　起きたら空が曇っていた。しばらくの間、あんなにいいお天気だったのに。まあ、そろそろ雨が恋しくもあるけどね。

　チィ姉宅の次男坊らいちが四日ぶりに帰ってきたらしい。四日間、チィ姉は「らいち、来てない？」と何度も探しに来ていたが、ようやく帰ってきて安心した模様。猫って野良に出ると何日も帰らないときが一年に一回か二回あるんだよね。
　らいちは帰宅早々爆睡したらしいが、やつれた様子もなかったとか。人懐っこいだけに、どこかのお宅でお世話になったのかも。何せ、宅配便のお姉さんが大好きで、見つけると甘えてすりより車に乗り込もうとするし(笑)。無事帰ってきて良かった


　体調がようやく戻ってきたのでチャンと久しぶりのデート！いやー何だか随分久しぶり。チャンは仕事とプライベートでいろいろあって、少々…いやかなりストレスを溜め込んでいたようだ(笑)。いつもと違うちょっとピリピリした彼は新鮮。“男が愚痴を言うのはみっともない”がポリシーな彼だが、今回ばかりは抑えきれずいろいろ言っていた。今お店が円滑に動くために奔走していること、バイトくんたちの一人一人違う性格に合った指導の仕方、従業員たちの人間関係…話を聞いていると本当に大変なんだなって思った。
　ちょっとツンツンしている彼もまた激しくていいなあなんて思いつつ(笑)、優しい人なので一緒にいると安心する。今日、初めて面と向かって呼び捨てにされたキャー
「○○がそばにいるだけでいい」とあなたが言ったから　10月1日は呼び捨て記念日
なんちって(爆)。字余りはご愛嬌。

　なんか私もいろいろ悩んでいたので、元気が出てきた。福島が元気になるまで負けてられない、諦めないと決めてるのに、ニュースやドキュメンタリーを観るたびに打ちしがれ、やるせなくなる。だけどここでへこたれたら負け。希望を捨てたら、いつまでたっても状況は変わらないのに。
　それは私だけではないみたいだ。最近になって元気に頑張っていた人たちが張りつめた糸がぷっつりきれたみたいに、急激に弱ってきている人が増えてきている。震災から半年も経てば、疲れも出てくる頃なのだろう。
　福島人は本来、もっともっと辛抱強くて粘り強いはず。みんなで福島のために自分が出来ることをできる範囲でやっていく。ここで生まれて育ててもらったんだから当たり前のことである。たまには力を抜いたっていいよね。みんなそうするべきだと思う。そんな福島人がたくさんいること、全国の方に知っていてほしい…。そして温かく見守っていてほしい…。





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