夜の出来事

私が入院していた2008年12月27日の記事です。この記事を見ると「またちゃんとダイエットしなければ」という気持ちになる。あと、いい意味で懐かしい。

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病室の他の患者さんが寝静まった夜10時、私の闇の行動が始まる。

エレベーターで2階へと降りる。ヒタヒタヒタ‥

そこにあるのはパンの販売機。

他にたこ焼き、焼きそば、焼きおにぎり、フライドポテトなども販売している。


しかし私はそれらには目もくれず130円のアンパンを購入するのだ。


なんという強靭な意志、鋼の精神力。


アンパンは2日に分け半分ずつ食べる。お供はモチ、ダイエットコーラ。


この行動は冬だと仕方がないのだ。正直1日800Kcalはつらい。アンパン半分食べても1000行かないのだ。


今日は芦屋雁之助ふうのお方が点滴台を傍らに薄暗い販売機前のソファーでひっそりとタバコをお吸いになっていた。モチ、院内は禁煙。


ビクッと驚いたご様子で、片手で拝むその方。


私も片手で拝み暗黙のあいさつ。


武士の情け、他言無用の世界。


ふいに感じる友情らしきもの。


私はこうした出来事が、好きだ。





※病院でアンパンを購入したのは今回が初めてです。

シンプルな昼食

最近私は太ってきている。
今回は2008年12月5日の記事を載せ、自分を戒めます。

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画像は私の好きな「焼きのりとごはん」。
ダイエットのため、ごはんは1食当たり40gから80gしか食べられない。にぎり寿司2カン程度の量。だからごはんは焼きのり一口分当たり30粒ほど乗せて、巻いて、醤油にちょっと付けていとおしんで食べます。
焼きのりは今回はふつうのものだが、自由に買い物ができるのなら有明か瀬戸内の10枚で700円くらいの一番いいのを買って食べたい。
家にいれば焼きのりを更にガス台であぶって食べます。だまされたと思ってやってみてください。ぜんぜん違いますから。両面を焦がさぬように、火がつかぬように、ガス火にかざし、両面をフワッ、フワッ‥と繰り返しあぶって行きますと、磯の香りがふーーっっと漂ってきます。きれいな乾いたハサミなどで8枚に切って食べてください。香ばしい。食卓にいながら磯にいる感じのゼイタク。パリッ…う〜んマンダム(これ知ってる人シブすぎ。チャールズ・ブロンソンですよわかります?)。すばらしい。こうした食生活してると、味覚が鋭敏になります。結局おいしいものをさらにおいしく食べられるようになりますよ。たまにはいいでしょう。

おばあさんの念

飲むのがもったいないアートな珈琲‥どうぞ

私は3年前、長期入院をしておりました。

病院では時々びっくりするようなことがありますよね。当時次のようなことがありました。ボスリバイバルシリーズ、2009年2月13日の記事でおくつろぎください。

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おばあさんの怨念の話…

おばあさんが‥そこに‥居んねんキャーーッ

というような話ではありません。

    怪 談

 おばあさんの情念キャーッ

昨日病院のロビーでゆったりとデスノートのLのように指立ててデミタスカップでコーヒーを堪能していた私、そっと近づいてきた看護師長に驚愕すべきことを尋ねられたのです。
思わず私、持ってたカップ落とすところでした。

師長:「お隣○号室の□□さんに付き添っているおばあさんを知ってますか」

わたし:「ああ、あのご高齢の、小柄なおばあさんですね。知ってますよ。こことか洗面所とかで会うたび親しく話していますよ」

師長:「病室でお会いすることは」

わたし:「それはないですねー」

師長:「実はボスさんの同室の△△さんから私(師長)にメモがあり、そのおばあさんがしょっちゅう部屋に入ってきて眠っているボスさんを悲しそうな目で、泣きながらじーっと見つめて帰るのだそうで、心配で困るので何とかした方がいいとの話なんですよ。ボスさん、心当たりありますか」

   !………!?

寝耳に水です。あのご高齢の、85歳をとうに過ぎたと思われるおばあさんが、あの白髪の小柄なちょっと腰の曲がったおばあさんが大胆にも、真っ昼間からまどろんでいる私のもとを訪れていたとは。

で、よだれをたらしておしりをピョコンと上げて眠りこけている私を淋しそうに、うらめしそうに見つめていたとは。しかも泣きながら(私の寝相の描写だけはフィクションです。ンナわけないでしょうピノキオじゃあるまいし。もープンプン)

知りませんでした。私、85過ぎのおばあさんを泣かせていたんですね。ニクイねこのー、ド根性ガエル!(古っ)

冗談は別としてただの話ではありません。私、おばあさんの恋心を掻き立てるようなことをしたでしょうか。85の恋心を。

まてよ、以前ある本に載ってたけど、ある取材の方が里山のご高齢のおばあさんに向かって失礼なことにこんなこと尋ねたそうなんですってよ奥さん(またか)

「あなたに愛欲はありますか」と。

そしたらそのおばあさん、黙って囲炉裏の灰の中から赤い熾火(炭火のかけら)を掘り起こしたというんですって。

で、それを見た取材者は「灰のように見えても深いところに情念は燃え続けているのだ」と感嘆したらしい(民明書房刊「女の情念その愛と憎しみ」より)(これはウソです)

まあ、私はこの解釈、単におばあさんがモジモジして灰をいじっていただけだと思うのですが、いずれにいたしましても女性の情念は灰になっても残る‥そんな話があることが脳裏に思い浮かんだわけです。

皆さん、私はこれからそのおばあさんとどう付き合って行ったらいいのでしょうか。いや、付き合うというのはその〜あれですよ、お付き合いするとかそんなことじゃなく、ま、おばあさんにはやはり90近くのツレがいることだし‥やっぱいくら愛に年齢差はないといっても‥あの‥私の青春とかはどうなるのかなと…悶々と考えてた時に看護師長から一報が入りました。

「ボスさん、あのおばあさん、目が悪くて病室間違えていたんですって。ホラ、おばあさん涙目でしょいつも。視力がすごく低いんですって。で、隣の病室のお連れさんと同じ位置にベッドがあるボスさんのこと“あれ違うかな”とよく見てたらしいのよ」

そっかー‥そうだったのかーな〜んだアッハハハハハ
おばあさんが夜中に潜入してきたらどうしよう‥どう傷つけずにお断りしよう‥と、そこまでシミュレーションしてた私はいったい‥

低血糖すぎます!!!(ということにしてください)

ラーメン

ボスリバイバルシリーズF

とても食べてみたい懐かしいインスタントラーメンがある。
それは「たらふく麺」と「えぞ味ラーメン」。
あと、昔、岸部シローがCMに出ていた「ウシウシラーメン」(正式名称、知ってる方いらっしゃいますか)
あと「ちびろく」。「ボクはちび1、ママはちび2、パパちび4だな、アッハハハ‥」とかCMやっていたアレ(誰も知らんぞ)。

ぜんぜん話は変わりますが、昔、オロナミンCのCMですごいのやってましたね。「ボクはオロナミンにミルクを混ぜてオロナミンミルク、パパはミルクと卵でオロナミンセーキかぁ。アッハハハ」なんて笑うやつ。今思えばすごいコマーシャル。懐かしい。

というわけで(どういうわけじゃ)今回は2008年11月20日の記事です。

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昔からラーメン好き。東京とか出張あれば昼昼晩晩晩と食べ歩いたりする。生まれて何千杯食べたことか。

ラーメンと言えばいくつか苦い思い出がある。

小学生の頃、インスタントラーメンに肉とか野菜とかワカメとかカマボコとかたっぷり入れて煮込んでいて「さあ仕上げだ!」とばかりに生卵を入れたらそれが腐っていて「グシャッ」とばかりに鍋に広がり号泣したこと。さすが小学生。

またある時は同様に煮たラーメンをどんぶりに盛ってソロソロ運んでいてスープがあふれ熱さに我慢しきれずひっくり返したこともある。いよっ、小学生。

そういえば大人になってもすごいことがあったな。
高校生の頃、同級に「ベトナム戦争以来シナチク食ってない」とかわけわからんこと豪語する人がいて、雀士でもあったその者によると、○○町に100円ラーメンを出す店があるという。しかも店主から「スープは残してください」と凄まれたとか、彼、非常に興味深いことを言うわけです。
当時は私も歯医者に行く前にコーンラーメン食べていた猛者ですが、○○町はかなり遠い。「いったいどんなラーメンなのかしら」となぜか女性的にいつも気になっていながら行かれなかったわけです。
で、その後、運転免許を取って、晴れて行くことにしたんです。車で。完全等長サスパイプエギゾーストマニュホールド搭載の愛車で(すいません。言ってみたかったんです。ほんとはホンダトゥデイです。新車です)。
店は看板もない古い家、ただ「営業中」とだけあるらしく、探せませんで、交番に聞くため大通りを右折しました。その時です。交番の前のサツマイモ、いや警察官が「はいこちらへ」と言うわけです。
ええ。そうです。
右折禁止だったんです。
7000円罰金取られました。
お巡りさんに情状酌量を訴えましたが、サツ、「あんたを許すと彼らはどうなる!」と「ザッ」と勢いよく指差す方向には既に7人ほどのお客さんが切符切られてました。
「こんなに間違いやすいなら入り口に立って指導してよっ!」と、ついお姉言葉で怒っちゃった次第です。7100円のラーメンは非常に苦かったです(本体の味は極めてフツウでした)。

※画像は前回載せた私の行きつけの“古き良き昭和の店”の五目ラーメンです。

ボスリバイバルシリーズE バラ色のサングラス

皆さんこんばんは。最近身も心も弱っているボスです。

特に、この心をなんとか立て直す方法ってあるのだろうか…

最近時々、以前書いた記事を読み返しています。
あの頃は体は病んでましたが、気持ちに仕事とかのストレスがまったくなかった。懐かしい。

2008年12月17日の記事です。

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幼少の頃からお年寄りの話を聞くのが好き。今だに他人からの助言が好き。そうした話って「良く生きる」ためのエッセンスが含まれているしインスピレーションが湧くんですよね。あー‥助言が聞きたいなー。「腹減ったー」みたいに言うけど本心です。
最近ナマの助言聞いてません。飢えてます。食べ‥いや聞きたいなー。

身近にある生きた格言の宝庫はやはりラジオ「テレフォン人生相談」(パーソナリティーの一人、加藤諦三さんの時がモロ)でしょう。先日は「幸せになった時に過去のツケが回ってきます」と締めくくってました。うまいです。うっとり。デリーシャス。話を最初から聞けば分かります「なるほどなー」と。

あと格言の宝庫はやはり格言集でしょう。世界の格言集、マーフィー名言集、中谷彰宏名言集などは私にとって最高の教師。
今日は前、中谷彰宏名言集(ダイヤモンド社)で「バラ色のサングラスをかければ、人生はバラ色になる」を私の大脳に搭載しました。

「バラ色のサングラスって何?」「どうやって見つけるの?」
わかります。それがあったら苦労はない。
私がかつて「しあわせは自分のこころがきめる」という格言?ことばについて「気持ちのもちようで幸せにはなる。それはわかる。けど問題はどうやったらそうした気持ちに持っていけるのかなのだ」と批判じみたことを言ってしまいました。いかにも元気がない人に「がんばれ」と言うような。「がんばれ」で元気になるのなら苦労はないんです。
かといって私は今回の「バラ色‥」については決して批判しているつもりでは毛頭ない。この名言は私なりにまさに私の中で「あること」と結びつきました。

8月にいいこと思いついていたんです。どんな時でも自分を「いい感じ、ワクワクするような感じに持っていく方法」。
あくまで私にとっての話です。

私、映画「耳をすませば」が非常に好きなんです。かなりの回数繰り返して見ました。神戸三宮あたりの風景が舞台かと思う。あの場面の数々、図書館に至る風景、高台のすがすがしさ、流れる雲、骨董店地球堂の感じなどがもうたまらなく好きなんです。あの画面にとけ込みたいくらい。で、映画の中に流れる音楽の数々も大大大すきなんです。CDも持ってます。
思いついたことと言うのは、自分の今をあの映画に投射させること、自分の生活をあの映画に映っているように置き換えてみるということなんです。
もちろんその時はバックに音楽も流れてます。
そうすると私の暮らしが変わるんです。それやると楽しく、オシャレな感じになるんです。まさにそれ、私にとっての「バラ色のサングラス」だと気付いたんです。

人それぞれにバラ色のサングラスはあると思います。さあ、皆さん。悩みをそっと打ち明けてみませんか(テレフォン人生相談の聞きすぎや)。

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以上が当時の記事です。

当時は大動脈瘤で病院に長期入院中でした。体は大変でしたが、仕事を休んでいたため、仕事のストレスはまったくなかったんですね。

それに比べ、現在の私はどうでしょう。

私には自由業が合うのかもしれない。
自由業と言っても、好き勝手にやる仕事ではなく、私には「必ず世の中のためになるであろう」と私なりに確信している自由業のイメージ、職業上の夢があるんです。

ひとことで言うと、教育的なこと。あと、‥まあこれはここでは申しませんが、とにかく2つあるんです。

その、自分がイメージしている仕事によるストレスについてなら、私はなんとかして乗り越えられる自信がある。と思う。かもしれない(なんだよ)。
いや、冗談は抜きにして、その仕事だったらすべてをかけて頑張れる。

神様仏様運命様。私にロト1等当てさせてください。
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