さっきまで仕事をしていて、家に着いたら車の中にスマホを忘れたことに気付き、車に戻って、ふと空を見上げたのですが。
寒い外の、冷たい星空。
冷えた空に浮かぶ一等星。
夏に見る満天の星空みたいではなかったけど、澄んだ空にポツポツと光っていて。
あー、この星空、何千年も前にも私の祖先は見ていたんだな、と。思ったりして。
いや、大昔の人々は、灯りやテレビや蛍光灯もない、真の闇を知っていただろうし、そうした中で、星空を明るくすっきりと、いつも眺めていたのに違いない。
そうした大昔の祖先らに思いを馳せながら、この星空を眺め何を思っていたのかな、と思った私だった。
もしかしたら、私の祖先も、何千年後の子孫らがこの星空を眺め何を思うのだろう、と、考えたりしていたのかもしれない。
数千年の時を隔てて通い合うこうした思念。
大事に人生を送りたいと、人生がいとおしくなったひとときだった。