今日の朝はつらかった。

泣きたくなるくらいつらかった。

「職場に行きたくない。」

「行きたくない」と20回以上しゃべったと思う。


昔から朝はつらかった。

朝にはいい思い出がまったくない。

昔から、朝がきらい。


世の中、朝に「おはようございます!」と飛び起きることができる人を、私は尊敬する。


思えば、私は胎児から世の中に出たその時から、つらかったのだと思う。

暗くて、静かで、穏やかで、寒くもなく暑くもなく、心地よい所から、むりやり明るい、うるさい外界に引き出され、ヒリヒリする刺激にさらされて、私はつらかったのだと思う。

それと同じような刺激を毎朝感じている。


それはどんな人も同じだろう、と言われますが、私はきっと、気持ちよく産まれるタイミングに合わず、ずっと満たされないまま悲しい朝を迎え続けているように思えてならないのです。



そうした中、私には、理想の朝とはこういうものなのではないのかな、という、理想の朝像、というものがあるのです。


それは、以前、確か、おそらくイオンで出しているmomとかいう雑誌、刊行物に掲載されていた、ある方の投稿。

朝4時頃に起きる。
家族は寝ている。
香り高いコーヒーを淹れる。
静かな、自分だけの時間・・


確かそんな感じのことが書かれていたように思う。


朝、ストレスを感じながら仕事に向かうためにいやいやいやいや起きるのではなく、朝、まずは自分の癒しのために、楽しむために起きる。

ゆっくりコーヒーの香りを楽しむために起きる。

そのためには、できるだけ早く休む。胃を軽くして内臓負担を軽くして。


ちょっとずつ、そう出来るようにやってみよう、そう思っている。