警察のインターネット犯罪取締室の検索にひっかかりそうな題名ですが。


ヴィパッサナー瞑想で覚醒をしようということなのですが。


皆さんは、たまに、定期的に、頭がぼやけ、考えがまとまらないとか、やる気がなくなるとか、そんな事態に陥ることはありませんか。


私もあるんですよね。そんな時が。


で、そんな時に、上座部仏教の中にあるヴィパッサナー瞑想、というのが効果があると、そう思うんですよね。

上座部仏教、とは、お釈迦様が生きていた時代、お釈迦様が修行していたその頃の教えで、その後数百年後の大乗仏教等と対比されたりしている教え。


で。

このヴィパッサナー瞑想、とは、簡単に言えば、まず、鼻からの呼吸に意識を集中させ、その後、自分の動きや動作、行動、置かれている状況などを逐一意識で実況中継する瞑想法。

ただし、「“私は”何をしている」という、自分というものを意識せず、ただひたすら、動きや行動や取り巻く状況を実況中継する、と。


これをやっていると、頭が冴えてくるんですよね。


こうした瞑想を、ときどき行い一週間も経つと、頭がかなり覚醒してくる。
やる気の向上にもつながっていったりする。


これはいい瞑想法だと思っております。



思えば、私の好きな作家、大藪春彦の小説は、まさにヴィパッサナー瞑想のような、客観性のある実況中継のような描写で構成されていたのに気付く。

大藪春彦は、ヴィパッサナー瞑想の達人だったのかも知れない。



ヴィパッサナー瞑想を行うと、小説等の文章作成能力も飛躍的に向上するのではないかと思ったりしております。