さて、今日は朝から頭痛がひどくて、職場、休もうかなと思ったりしたんですがね。

で、なかなか布団から出られなくて。
寒かったのもあるし、夜中じゅう、なかなか深く眠られなかったのもあるし。

でも、まずは、今日職場から帰って、早めに布団に横になる、という、その時をイメージして、あと、今、あたたかいお風呂に入ればなんとかなる、と思ってなんとか起きて、お風呂に入って、コーヒーをポットに入れて出勤したんですがね。


職場では超多忙で、お昼に一回お手洗いに行って手洗い、うがいをして、5分で茶碗一杯分のご飯と目玉焼きを食べて、それ以外、ずーっとぶっ続けで仕事をしていたんですが。


で、今、家に帰り、今日一日を振り返り、はー、休まないでよかった、休んでいれば明日は大変だったな、としみじみ思ったりしているわけなのですが。



こうした暮らしをしていると、人生の楽しみ、よろこびって、何なのだろう、と思ったりします。
人生って、苦だけなんじゃないか、と思ったりします。

自分は不幸なのか、と思ったりします。



でも。


違うんですよね。


例えば、朝、寒いなか起床する。つらい。泣きたくなったりする。

でも。
とりあえずは、外は雪が降っていない。

これが真冬だと大変ですよ。車を出すのにも豪雪の中、雪掻きがあったりして、これはもう超難儀。

雪が積もっていないだけでも幸せ。


仕事が超多忙。
これだって、仕事がなくて、給料が入らないなんてことになったら、仕事があって、ちょっとおいしいものが買える給料が入る、なんて、ありがたいことじゃないですか。


頭が痛い。
これだって、抗がん治療で頑張って、将来にかなり不安を抱えておられる方々も、世の中いらっしゃる。


生活が怖い。何々が怖い。
原子力発電所の放射能対策をしている方々や、はたまた極端な例、砂漠で国のためたたかっておられる方々がいらっしゃる。
はげしい恐怖とたたかっておられる方々がいらっしゃる。


そうなんですよ。


私は、現在、人生は苦、苦しいものだ、つらいものだ、なんて思ってますが、考えてみれば、たまにはおいしいものを食べられる、夜にはあたたかい布団に入ることができる、お風呂に入ることができる、重大な病にかかっていないだけでも幸せ、とか、考えられるんですよね。

私は、そんな恵まれていることについて、それより不幸な基準に接していないから、恵まれていることを恵まれている、と考えられないんですよきっと。


今、例えば、自分は不幸だ、なんて思っている方がいたとする。

で、車を運転していたとする。

で、縁起でもない話ですが、危うく人をはねそうになって、なんとか避けることができたとする。

幸せじゃないですか。

もし、今、人をはねてしまったとしたら、これはもうじごくですよ。大変です。
はー、はねないでよかった、ほんとよかった、と思うじゃないですか。


そうなんですよ。


というわけで、世の中には、自分よりはるかに、はるかに大変な人、苦しんでいる方が山ほどいらっしゃるのだ、ということを頭に置いて、明日からもまた、つらいなぁ、と思いながら起きて仕事に行かなければならないんだな、と思っているボスなのでした。


画像はデザートです。よろしければお召し上がりください。