危機管理の心構えとして、悲観的に準備して、楽観的に行動する、というものがある。

万一に備え、悲観的にあらゆることを想定し、準備して、そのあと、何かあったら楽観的に、弾力的に、柔軟性をもって行動しましょう、ということでしょう。


私はこのことばが気に入っていて、実践、日常でもこうした態様に努めているわけですが。



で、今日、とある研修があったんですよ。


で、私は悲観的に、研修のテーマに関わることを、研修当日いつ順番に当てられても恥をかかないように、数日前から勉強して、「あのテーマについて当たったらどうしようかな、わからなかったりしたら恥ずかしいな」とか思いながら、研修には、朝からゆううつ、暗鬱な気持ちで、それで臨んだわけですが。


でも、研修は私が勉強したことに対してあまりにも簡単で、しかも当てられる、ということもまったくなく、穏やかに、聞くだけで終わってしまったのですが。


私が悩み、悲観的になって勉強したこの数日って、なんなんだったのだろう、と思ったりしてね。


お気楽に、ただ、「研修、気軽に聞くつもりで行ってみよう」と行った人もいるでしょう。
おそらくそれが大部分。


世の中、案ずるより産むが易し、ということばもある。
あれこれ心配するより、産んでしまいなさい、大したことはないんだから、ということでしょう。


世の中、もしかしたらほんと、案ずるより産むが易し、の方が大部分なのかもしれないね。




画像はお刺身定食。
よろしければ壁紙にどうぞ(笑)