仕事に行くのがつらい。


夜中、目覚めるとゆううつ。


朝には、行きたくない、と10回は言いながら、まずは、今日、行かない選択肢というのはないか、自問する。


年次有給休暇もかなり少なくなっている。


だから、気軽に休める余裕もない。



最近、ほんとうに、休む選択肢がなくなってきている。

仕事、切羽詰まっているし、もし休めば、不安で不安で仕方がなくなるのがわかりきっている。



思えばほんとうに、最近は、休む、休める、という選択肢がなくなっている。


重圧がある。


つらい。



早く、早く、退職したい。





しかしながら。



休みたい、仕事に行きたくない、というのは、休めば休める、仕事に行かなければいかなくてもいい、最悪なんとかはなる、という選択肢、考えが、頭のなかにあるからそう思うのではないか。


人は、もし砂漠の中にいて、20キロ四方に水がない、20キロ先には水がある、といった場合、歩くでしょう。絶望的にはなっても。

それは、そこには歩かず干からびてしぬ、という選択肢がないから歩くのです。



仕事に行きたくない、という気持ちを持つのは、気持ちにまだまだ余裕があるということなのかもしれないな、と自分をだましたりしているボスでした。