入院さいごの晩

ここのブレンドはなかなかいい…


今、入院している病院の消灯後のベッドで物思いにふけっています。

昨年6月21日にこの病院に救急車で搬送され入院、丸1年と11日が経ちました。

結局手術が難しくて、明日退院いたします。

体重が約70キログラム落ちました。

血圧が上220から、今は上80台で推移し(薬を使用)、大動脈瘤に負担がかからないように暮らしています。

退院後は1週間ほど自宅で体を慣れさせ、その後、職場に復帰いたします。
ゆるやかにやっていきたい。

それにしても長かった。

この消灯後の、縦2、横1メートルのベッドの上でどれほど考えごとをして過ごしたことか…。

今となってはなんとなく寂しいような、名残惜しいような。

ベッドの左を見ると7階からの夜景。

この夜景を見るのも今日で終わりか…

病院の看護師さん、ドクター、スタッフ、売店の方々、スタバの店員さん、みんな優しかったな。
ありがたいことです。私は恵まれていました。

ストレスとか疲労、ものすごい筋肉を含む体重とかで一杯一杯だった入院前から、1年かかってそれらを出し尽くし、削ぎ落としました。
寿命が延びました。実感します。

ブログで知り合った皆さん、お寄りくださる皆さん、ありがとう。

10月の東京での手術まではちょっとあわただしくなりますが、地味にポチポチと記事を書いて行きたいと思っています。

うちのワンちゃんが待っている…

これから心がけたいこと

ビーフシチューをお召し上がりになってお読みください

うちの地域、雇用情勢が厳しい。景気が上向かない。路線価が13年連続下落。出生率が低い。さまざま厳しい情勢があるんです。
こうした状況は全国的なものでもあるでしょう。

今から20年ほど前の羽振りのいい状態はもう帰ってこないでしょう。戻らない。
以前は数百円だったものが、低い人件費で大量生産する国の台頭などでダイソーとかで百円で買えたりするんです。日本は太刀打ちできにくい。
確かに日本にはすばらしい技術がありますよ。あと人間性に勤勉さがある。だいぶ変わってきてはいますが。
でも、そうしたものがグローバル化、標準化して国どうしの競争に昔ほど影響を与えなくなっています。
やはり昔みたいに栄華を楽しむような時代は期待できないといっていいと思います。

私といたしましては暮らしの方向性として、これからは昔みたいに新製品が出たら買い、欲しいものがあったら買ってから本当に必要だったのか考えたりするようなことはやめ、まずは欲しいものがあったら代替品が手元にないものか、持ち駒で当面しのげないか、直して使えないか、♪よ〜く考えよ〜う、お金は大事だよ〜‥というスタンスで行きたいと思っている次第。実際、手元に使えるものがたくさんあるんですよね。

あと、百円ショップの利用。必要な大抵のものがありますよ。
ただ、いくら百円ショップでも「百円だぞ、安いんだよ」というマジックで、ディスカウントショップや普通の商店とかで税込み98円とか88円で売っている商品を105円で売っていたりすることもあるし(一例として詰め替え用の唐辛子、コショウとかレトルトカレーとか)、どっかの国の得体の知れないお菓子とかを売っていたりすることもあるので注意を要しますよ。

あと食べ物。食べ物についてだけはケチケチしたくないのですが、缶詰めの利用を考えたりしたいですね。カロリー表示され計算しやすい栄養価も高い便利なものですよ。
あとキュウリ、キャベツとかの低カロリーで満腹感が出る食べ物の摂取。これは安いんですよ。そして食べていて間違いがない。いくら食べても弊害はたかが知れている。「食べ過ぎた」というくらい。不健康に太らない。
景気が悪くなると、冬だったら家庭で鍋とかが流行り土鍋とかが売れたりしますけど、自宅で野菜類を鍋にして食べたりするのもいいでしょうね。ヘルシーだし。

あとお出かけは自然の中とかにすると。健康的。いい感じで体力を使いますし。

本だけは贅沢に。ブックオフの利用でも、もちろん書店で新刊購入なお結構。旬のものですからね。時代に合った。村上春樹、買いましたよ。本だけはいつも数千円単位で購入します。心が豊かになる。

ただですね、みんながみんなこうした気持ちでいると景気は上向きませんし精神衛生上もよくありません。時間をかけ「真に必要」と判断したものは思い切って購入したいなと。要はお金は有効に使うように頭を使って行きたいということでもあるんですよね。


あとですね、私、これからは肉を削ぐみたいな生き方を心がけたいとも思っているんですよね。

じつは私の部屋って以前は非常に散らかっていたんですよ。本とか雑貨とかCDとかで。でもある時、あまりに散らかっていることにウンザリして、思い切って部屋のモノ、リサイクルショップとかに持って行ったり廃棄したり、処分したんですよ。特定の書籍とかCDとかを除いて。部屋の肉の重量を削いだ感じ。スッキリ。

そしたらどうなったと思いますか。気持ちはスッキリするのはわかりますよ。身軽な気分になったと。心身ともにシンプルになったというか。
そしたら因果関係があるかわかりませんが(私はあると思っているんですが)生活に変化が生じて来るんですよ。無くなったぶん風通しがよくなり、停滞していたものが動き始めるというか。捨てると入ってくるというか。
入ってくると言っても、その時には昔の反省があるので入るものが厳選されたり洗練れていたり。
あと、いい運気も入ってくるような気がしましたね。確かに。うん。

体も劇的に変わりました。今回は病気になり生まれ変わった感じになったわけでもあるんですが。
身軽になる心がけで変わった部分も少なくなかったのではないかと。


ところで、話は全っ然変わりますが、捨てられない本って、分野ごとに整理すると、その人の思考、嗜好、好きな分野、頭の構造、何を考えるクセがあるのかとかわかる気がしませんか。
書棚を整理したら、まさに「私の頭の引き出しのラベルはこんな感じなんだな」とわかったりして。おもしろいものです。相手の部屋に行ったら書棚を見ればその人の嗜好とかが一目瞭然だと思いますよ。

ということで、これからは身も心も身軽なものを心がけて行きたいです。頭だけはボケないように。
前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2009年07月 >>
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
アーカイブ