私が明日で今の職場を去り、異動することについて、あちこちから嘆きの声が聞こえている。


フロアの女性はもちろん、階下、そして、以前私がこのブログに書いた間違いなく日本一美人な掃除の女性まで、ガックリし、嘆いている。

自慢ではなく事実として。


間違いなく日本一美人な掃除の女性だと私が確信する40前のその女性は、私が異動することがわかると、しばらくぼうぜんとし、ガックリとうなだれ、私をあわてさせた。

私も出勤の楽しみの一つがなくなり悲しい。



また、課内の女性は、「私の気持ちが入っています」とプレゼントをくれた。

さっき開けると、ハート型のプチチョコタルトがたくさん入っていた。

ブラックジャックに出てくるピノコみたいなかわいらしい女性。

私はどうしたらいいのだろう。



隣に座る女性は、ここずっと、ため息ばかりついている。

私も、落ち込んだときに絶対の味方になって励ましてくれていた彼女から離れるのは悲しい。



隣の課の菜々緒似の女性は何か作戦を練っているようだ。

明日が不安だ。




先日、私が異動する先の職場で引継ぎを受けた。

別室でひととおり引継ぎを受け、建物内の班で私が紹介される都度、女性の瞳がロックオンされるのがわかる。

あたらしい職場で、仕事がやりやすい、仕事に専念できることを祈るボスなのでした。