塩引、燻製、すし、メフン、三平汁、粕汁、筋子の皮煮、紅茶漬、粕揉み、はらご、鰓たた、にぎり飯、川煮、黒漬、シモツカリ、オバウシサバ、チタタプ、チウ、ユクラ、キースラヤ、アダチ、氷頭、皮の酢味噌、骨のふりかけ、塩焼、照焼、みぞれ焼、魚田、ウニ焼、焙焼、味噌漬、麹漬、刺身、天ぷら、フライ、サラサ揚げ、煮付、あんかけ、船場煮、切畳、味噌煮、清汁、三杯酢、こけら鮨、子籠鮨、握り鮨、早鮨、巻鮨、ひと塩、捺り塩、筋子山かけ、筋子卸和、筋子山葵酢、筋子清汁、筋子味噌汁、筋子甘酢かけ、筋子から汁、イクラ・オン・トースト、白子の清汁、白子の味噌汁、白子のあんかけ、白子のとろろなど。
前々回と前回のブログ記事に書いている鮭鱒聚苑を読んでいる。
眺めれば眺めるほどオーラを放ち、「これは本腰を入れて読まなければ」という気持ちがわいてくる。
ただし、あまりにも貴重で、また程度がすばらしい本のため、私は素手では触れず、セロファンごしに触り、本もガバッとはぜったい広げず、そっと少し開き、のぞきこむようにして読んでいる。手の指のかすかな油分さえつけないように、息も触れないように、大事に大事に読んでいる。
もちろん、本は紫外線にも当てられないし、私の家の窓はUVカットの二重ガラス仕様ではあるけれど、そこから反射的に入る日陰の光さえ当てないようにして眺め読んでいる。
具体的には夜のルクスの低い光のもとでひっそりと、著者の語りを聞くように読んでいる。
掲載されているお料理の数は百近くになるのではないだろうか。
ただし、この書籍の内容はあまりにも広大で、料理はおろか、鮭鱒に関するあらゆる事象、ことがらを記載しており、まさに鮭鱒に関する唯一無二の知の大全集と言えると私は思うのだ。
よくもまあ、これほどまでに鮭鱒に関するあらゆることがらをまとめ得たものだ。
あと、私が所有しているこの本には、正誤表もちゃんとついているし、すごいことに、著者が友人に贈った本らしく昭和17年当時の著者の直筆のはがきが挟まれている。
程度もかなりよく、今ヤフオクに出品すると落札価格は数回前の記事の価格はくだらないものと推察している。
それだけの情報と存在感がここにある。
書籍名 : 鮭鱒聚苑
出版社 : 株式会社水産社
著 者 : 松下高、高山謙治(共著)
発行年 : 昭和17年8月
発行部数 : 1,500部(限定)
頁 数 : 750
書籍装丁に鮭の皮を使用。
先週のNHKのがってんでも取り上げていた。超希少本。
画像はその本。
手元にあるのですが・・
鮭鱒に関する確かにすごい内容の本としかいいようがない。
これはまた、私はとんでもないものを持ってしまっているのかもしれない・・ポ
鮭鱒に関するすごい本がある。
先日、3日前にヤフオクで177,000円で落札、取り引きされた本なのですが。
その名は「鮭鱒聚苑」。
台風19号の被災地の方々を思い、ボスの今日の晩ごはんは、サッポロ一番塩らーめんにした。
具材はにんにく4粒のみ。
にんにくは、薄くスライスした。
にんにくは、薄くすればするほど香りが立ち、また栄養の吸収がよくなる。
出来上がった塩らーめんスープは、まさにスタミナスープ。
一流の中華料理店で味わったことがある、深みのある、いかにも元気がつく風味、味わい。
ボスがここずっと、台風の被災地の方々を思いインスタントラーメンを食べているのは、このラーメンは災害備蓄用も想定して、買っては食べのローテーションをしている食べ物であるため。
水は、昨日、浄水器の水を10リットルため、使ってみてます。
被災の方々は、かなりの不安、絶望感の中、このレベルどころでないお食事をされておられる、もしかしたらお食事さえとられない方もいらっしゃることと思います。
私は、今、こうして温かいものをいただけることは非常に幸せなことだとしみじみ思っております。
ラーメンは今回は鍋のままいただきました。