アロマ珈琲７８

今日、月曜日は休むことにした。

さっき職場に電話してうちの部長に伝えた。

胸の調子がわるくて、と。

「どんな具合にわるいのか、兆候はあったのか」とか問われたが、胸がしめつけられる感じと動悸がして‥それはしょっちゅうある、とか言っておいた。


職場には行けば行けるのだが（それは当然で行ってもしぬことはないのだが）、休みたい気分で。

胸の調子がわるいのは事実だが、休むほど具合がわるいわけではなく、これは私と、このブログを読んでくださるあなただけの秘密だ。

何か職場で特別のことがあるのなら這ってでも行くが今日は休む。そう決めた。



先ほど、ゆっくりと淹れた珈琲の香りをかいでいたら、日常平日、私は何か、自分の労力を大局的に見るとむなしく費やしているのではないかと思えたりして。

ふつうは今の時間、あわただしく、職場の歯車として立ち回っている。
それは有意義なのだろうか。

その時間、自分がやりたいことをあれこれほんとに考え、工夫して、具体的には私はカフェをやりたいので、例えば、豆を焙煎したりランチの準備をしたり、店の雰囲気を良くすることを考えたり、そうしたことを真剣にやったりしたいものだな、と思ったりした。


私は朝、いつも職場に持っていく珈琲をポットに淹れるのだけれど、今日ゆっくりドリップをしたら豆がほんとよくお湯を吸うのです。

いつもはあわただしく珈琲を淹れるので豆はゆっくりじっくりとお湯を吸う間もないのです。


豆がじっくりゆっくりお湯を吸ってほんとにおいしい珈琲ができるように、丁寧に人生送っていければどんなにいいだろう、と思った朝でした。



なお、くれぐれも今日の私のずる休みは秘密にしておいてください。