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心細い旅

こんなの食べてみたいなぁ…
ハッ!いや、食べてませんよ。目の前に置かれたって←こんな感じで顔を背けますから(手だけは伸びるかも‥)

はー‥外は春だなぁ‥。
多くの方がシャバの空気を吸い(って私は極道か)太陽の日差しを浴び、アンパンとかフライドポテトとかラーメンとかキャビアとかフォアグラとかサーロインとか食べたりして人生を謳歌しているというのに、私のこのていたらくといったら‥。ひきたてのドリップコーヒーとかコニャックとか傾けながら(コニャックは冗談です)「罪と罰」を読む日々ですよ。たまにブルーチーズつまんだりして(同上)。

ブルーチーズといえば最近驚きました。「とろけるチーズ」みたいに薄くセロファンパックになったブルーチーズが売っているんですね。手を汚さず手頃に食べることができる。ちょっと食べるのに最適。アイディア賞。

まあ、いずれにいたしましても最近私、侘びしさの極みです。

でも、よく考えると私は茶人ですから侘びしい暮らしを堪能するのもたまにはいいかもね。
まあ、茶道の「侘び」と一般の「侘びしさ」とはまったく違うものですがね。

そもそも、こんな期間を過ごすのは人生においてそうザラにあるものではありませんよ。そう考えるとちょっとは気が晴れる。

さて、今日の題名「心細い旅」とは、私、退院したら愛車(ミニバン)で心細い旅をしようと思ってるんです。
もちろん仕事が軌道に乗ってからの話ですよ。

大人になると、自慢じゃないけど困った時の対応とか他人への頼み方とか、だいたいできるようになりますよね。大げさに言えば「恐いものがない」という感じ。
そりゃ病気とか交通事故、犯罪とか経済的貧困は恐いですよ。そういう恐さではなく、「心細い恐さ」を感じてみたいのです。ほんのちょびっとだけ。
大自然とか社会の中での自分のちっぽけさとかを改めて感じて、謙虚な気持ち、子どものような新鮮な気持ちで人生再出発してみたいんです。

そのためには心細い旅が必要。

北海道とかの大自然の中をあてどなく愛車で旅してみたい。寝泊まりは愛車の中で。
時々、ハンディコンロで湯を沸かし熱いコーヒー淹れて飲んだりしながら。
食事はその時々に人情を感じられる大衆食堂とか、ひなびたラーメン屋さんとか、あるいは地元の商店で買ったアンパンとか缶詰めとかでもいい。
で、温泉に入ったりして‥。

お金は持ちますよ。何かあったら困りますし、どうしても食べたいウニ丼とかあったりしたら豪華に食べたいこともあるだろうし。
そんな旅がしたい‥。

で、旅が終わったらまた新しい気持ちで瞬発力をつけて仕事をするのです。
そうしたことを考えたりしながら手術を待っています。

今日の珈琲はスタバのエスプレッソローストです。
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