アロマ珈琲７８

呆然としている。



山崎１２年を２本買って財布のお金がなくなったから、というわけではない。

まあ、それもちょっとはあるかもしれない。


しかし、そういうことではなく、呆然としている。



私はさっき、栗じゃ栗じゃという記事を書いた。


じつは、これと同名の記事を昨年の今日、書いている。


去年の今日、うちで栗を拾っているからです。


しかしながら、あらためてさっき、去年の記事を眺めたのですが。



おんなじ時間なんですよ。記事をアップしたのが。

２１時２２分。


おどろいて、おそるおそる何秒にアップしたのか確認したら、７秒しか違わない。



どうやら私は、輪廻という迷宮に、入り込んでしまっているのかもしれない・・

どうです。見事な晩婚型の結婚線でしょう(そっちか(笑))


いやー、今日はね、風邪で職場、休んだんですよ、容易でなくて。

咳と悪寒、関節のだるさで。どうやら先週、職場でもらったらしい。


で、今日は、ゆっくり休み、昼過ぎから起き出して、栗とりですわ(何でじゃ)


いやー、大変でした。だるくて。当たり前じゃ。


でも、私はとらなければならなかった。とらなければならなかったんですよ皆さん。


なぜならば、今日を逃すと、もう、うちの栗は、モグラや野ネズミに食べられてしまうからです。

そして私は、冬を越せなくなる。食料が少なくて。


残業続きでもあるし、日没は早いし。もう、栗、とれない。



あと、去年の今日、なんと、この日も私、栗をとってるんですね。

去年のブログに書いている。


昨年と同じことをしている。



結局今日は、私は栗を拾う運命だったということです。


栗は明日、渋皮煮と、グラッセにして冬に備えます(リスかっ)



ありがとう秋。


ありがとう栗の木。

私の別荘には、外部から自主的に無料で来てくれる警備員がいる。



黒づくめでしなやかで筋肉質な彼は頼もしい。


鋭い冷徹な目は、日常から金色に底光りしている。


ひっそりと、自然に気配を消して、頻繁に私の別荘を見回ってくれるから安心だ。



先ほど、ストレッチしたあと、体のあちこちを丹念に手入れしていた。


もっと正確に言えば、肩の後ろとか脛あたりを、丹念に、それは丹念に・・


舐めていた!


ちょっとコワい話だけど本当だ。



彼はひとたび何かあれば、信じられない話だが、オリンピックゴールドメダリストをはるかにしのぐスピードで行動し、時に相手の命まで断つ非情さも持ち合わせている。


今は、ひっそりと、ただひっそりと、いつ悪者が来てもいいように、そこにいてくれている。



敵に回したらかなり手ごわい存在だ。

彼が味方でよかった。

今宵はインスタントラーメンで締めたい気分。


たかがインスタントラーメン。


されどインスタントラーメン。


しかし今日はシンプルに。あっさりと。



インスタントラーメンはふつうにおいしいけど、器が楽しいと、さらにおいしく感じる。


画像はチャルメラのキャラクターどんぶりに盛った塩ラーメン。


チャルメラおじさんって、今はスニーカーを履いてトレーナーはいてますけど、以前は草履で、つぎはぎで補強した着衣をして、ちょっと無精髭をはやした哀愁漂うお姿だったんですよね。


こうした哀愁のおじさんがやっている屋台で、寒空の夜にチャルメラ、味わってみたい。



ラーメンは、はー満足、でした。

昔さ、職場で社内恋愛とかがあってさ。



で、当事、職場で飲み会とかがあったわけさ。



で。


その当事、何か、その飲み会のメンバー内で、略奪恋愛、みたいなことがあったようで。


でさ。


おもしろいことに、そうした飲み会の二次会とかになると、カラオケとかに突入するわけ。


でさ。


おっかしいんだよ。


カラオケでは、自分の気持ちを代弁するような歌詞の歌が歌われるわけ。知らなかったけど。


何かふつうに、杏里の「悲しみが止まらない」とかが歌われて。


そしたら次に、例えば「天城越え」とかが歌われて。

で、次には、何か、中島みゆきの「恨みます」的な歌が歌われて。

エスカレートするわけ。


当事、ウブな私は、たかがカラオケで、そんな高度な万葉集の和歌みたいな、光源氏とかみたいなやりとりが繰り広げられてるなんて知らなかったものだから、そう。忘れもしない。なぜか、私が当事はまっていた、植木等さんの「スーダラ伝説」を歌ってしまったわけ。

「は？」ですよ。



何か、「複雑すぎてボスさんの気持ちがわからない」と言われた記憶があります。